協奏曲・室内楽・器楽
イ・ムジチ合奏団70周年記念!『フィリップス録音全集』(83枚組)~アナログ録音を集大成
イ・ムジチ合奏団が今年デビュー70周年を迎え、デッカよりそのアナログ録音をすべてまとめたCD86枚組BOXセットが発売されます。有名な『四季』の録音の他、アッカルドやホリガーとの録音、トレッリ、コレッリ、マルチェッロ、マンフレディーニとボンポルティ作品の受賞録音、世界初録音のアルビノーニの合奏協奏曲集Op.10など、盛りだくさんです。初CD化となる録音も多数含まれています。オリジナル・ジャケット仕様。168ページに及ぶブックレット付き
(2022/08/23)
メジューエワ『ノスタルジア』~ショパンから平野一郎まで、ユーラシア大陸を横断する民俗色の濃い小品集
イリーナ・メジューエワの日本デビュー25周年記念アルバム。19世紀~20世紀の東ヨーロッパから20世紀のロシアを経て現代日本まで、民俗的色彩の濃い音楽作品を集めた一枚です。郷愁、望郷、追憶といった「懐かしさ」と、「憧れ」や「未来」を予感させる、儚くも美しい音世界。ロシア出身で日本を本拠地に活躍するメジューエワが、時空を超えたノスタルジアを繊細かつ力強いタッチで描きます。使用楽器は1922年製スタインウェイ(ニューヨーク製)
(2022/08/22)
VICTOR x TOWER RECORDS ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団/ベートーヴェン “ラズモフスキー”全曲(SACDハイブリッド)
1808年創立の世界最古の弦楽四重奏団、リーガーがゲルハルト・ボッセ時代最後の1977年来日時に日本ビクターにより収録された貴重な録音を世界初SACD化。今回の復刻にあたり、SACD層はオリジナルのアナログ・マスターテープ(76cm/sec)からダイレクトにDSD化。CD層はDSDでデジタル化後、出来るだけ工程ロスを減らしたピュアな方法で44.1kHzに変換してマスターを作成。原音を忠実に追求したマスタリングしています
(2022/08/19)
ペーテル・ヤブロンスキーが満を持して録音!ショパン:マズルカ全集第1集
ペーテル・ヤブロンスキーによるOndineレーベル第4弾となる録音は、ポーランド人の父を持つヤブロンスキーが「最も愛する作品」と語り、キャリアの初期から演奏を重ねて来たショパンのマズルカ。満を持しての全集録音第1集です
(2022/08/19)
グレン・グールド/バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音/アナログ・マスター編集版)
グールドの生誕90年・没後40年、そしてこの「ゴールドベルク変奏曲」1981年盤の発売40周年を記念しての単独リイッシュー。使用マスターは、2002年に初めて世に出たDSDリマスターで、デジタル録音と並行してバックアップ用に使われていたアナログ・マスターからグールドおよびプロデューサーの指示通りに編集されたもの。ブックレットのジャケットは米国初出盤のデザインを再現。ブックレット内には初出盤のジャケット見開きと裏側のデザインが掲載されています
(2022/08/18)
アレクサンドル・タローが有名な映画音楽を選曲した『CINEMA』51曲入りCD2枚組と15曲入りLPで発売!
ここでは60年以上にわたる映画の歴史から有名な映画音楽を取り上げています。その中には、ミシェル・ルグラン、ジョン・ウィリアムズ、エンニオ・モリコーネ、フランシス・レイ、マーヴィン・ハムリッシュ、ニーノ・ロータ、フィリップ・グラスなどの作品が含まれています。ピアノとオーケストラのための曲、ピアノソロのための曲、そのほとんどがオリジナルバージョンで、「映画と同じようにスリリングな音の世界を創り出している」とタローは語っています
(2022/10/05)
ヴィルデ・フラング/ベートーヴェン&ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲~共演はクーシスト&ドイツ・カンマーフィル
「ベートーヴェンの協奏曲は圧倒的な力の一部です。それは音楽以上のもので、その次元はほとんど宇宙のように感じます。この協奏曲の力は、何度も何度も私を驚かせます。」と、ヴィルデ・フラングは言います。フラングはベートーヴェンの叙事詩的な作品と、ストラヴィンスキーのコンパクトなヴァイオリン協奏曲を並べており、18世紀のモデルに敬意を表しています。そして、室内楽的な特質でオーケストラとの絶え間ない対話を行っています
(2022/08/18)
花崎薫がモダン楽器で再録音!ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集(2枚組)
チェロとピアノの二重奏という分野に飛躍的な発展をもたらし、同分野における重要レパートリーとして愛される名作、ベートーヴェンの5つのソナタと3つの変奏曲。2012年にフォルテピアノとともにピリオド楽器で同全集を録音した花崎薫が、今回はモダン楽器で再録音。これまで幾度も共演を重ね、2019年には「ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全曲演奏会」を共に作り上げた野田清隆と花崎による、磨き抜かれた音の語らいに満ちた一枚。(コジマ録音)
(2022/08/18)
名ピアニスト ベラ・ダヴィドヴィチ初の録音集成!『ザ・フィリップス・レガシー』(8枚組)
1949年ワルシャワのショパン国際コンクールでハリーナ・チェルニー=ステファンスカと優勝を分け合ったロシア(アゼルバイジャン)出身の名ピアニスト、ベラ・ダヴィドヴィチがフィリップスに行った録音が初めてまとめてCDとして発売されます。1979~85年の録音で、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、プロコフィエフ、スクリャービンの独奏曲、ショパン、サン=サーンス、ラフマニノフの協奏的作品を収録。CD2枚分の初CD化を含んでいます
(2022/08/17)
ロバート・レヴィンがモーツァルト愛用のフォルテピアノでモーツァルトのピアノ・ソナタ全集を録音!(7枚組)
モーツァルト研究の第一人者として知られるピアニスト、ロバート・レヴィンが、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をモーツァルト愛用のフォルテピアノ(アントン・ヴァルター、1782年)で初めて全曲録音しました。モーツァルトの未完の断片も収録されており、ここではレヴィン自身が、モーツァルトのイディオムと当時の作曲形式を考慮して完成させています
(2022/08/17)
Naxos~2022年9月第2回発売新譜情報(6タイトル)
今回は世界初録音となるスッペの劇音楽“八十日間世界一周”のナレーションなしヴァージョンに、故郷でオルガニストとしても活躍していたエルガーのオルガン作品集、ブレイナーの穏やかでロマンティックなピアノ・ミュージック 第3集『朝と、夕べと、夜遅く』、MARCO POLOからの移行盤となる『ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第11集』など、世界初録音を含むCD6タイトルがリリースされます
(2022/08/17)
アルゲリッチLIVE~デュトワとのチャイコフスキー&ノイマンとのシューマン+1976年東京リサイタル!(2枚組)
DOREMIのアルゲリッチ貴重ライヴ集、第8弾。ふたつの協奏曲(デュトワ&エーテボリ響とのチャイコフスキー第1番、ノイマン&チェコ・フィルとのシューマン)と、1976年東京でのリサイタルを合わせた凄まじい内容。十八番のレパートリーで聴き応え十分です
(2022/08/16)
ヤンソンス&バイエルン放送響のショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第1番/交響曲第9番が180g重量盤LP化!
このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。ピアノ協奏曲第1番ではピアノにイェフィム・ブロンフマン、トランペットにハンネス・ロイビンを配し、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。交響曲第9番では、ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。180g重量盤でLP化されます
(2022/08/12)
『エフゲニー・キーシン~ザルツブルク・リサイタル』が180g重量盤LP(2枚組)で登場!
2021年7月に98歳で逝去したキーシン唯一の師、アンナ・カントールに捧げたザルツブルク音楽祭での公演ライヴ。このアルバムは、恩師カントールの思い出に捧げられています。モスクワのグネーシン音楽学校で彼女から最初のレッスンを受けたとき、キーシンはわずか6歳でした。「アンナ・パヴロヴナは、私たち家族にとって先生以上の存在になった。彼女は私の唯一のピアノの師であり、私が現在ピアノで表現できることはすべて彼女のおかげ」 と回想しています
(2022/08/12)
初CD化!チェルカスキー&ラトル/サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 1983年ライヴ!
ウクライナのオデーサ(オデッサ)に生まれ、後半生はイギリスを拠点としたシューラ・チェルカスキー(1909-1995)。彼が74歳を迎える直前に行った2つの協奏曲のライヴ録音が登場。サン=サーンスの第2番はチェルカスキーにとって初出レパートリー。エディンバラ音楽祭でのラトルとの共演。リストの第1番では、彼のヴィルトゥオジティを堪能することが出来ます。後半には70歳時のソロ・リサイタルから3曲を収録。いずれもクリアでピアノの質感をよく捉えたステレオ録音
(2022/08/12)
クリスチャン・ツィメルマンの新録音は2022年生誕140周年を迎えたシマノフスキ:ピアノ作品集
クリスチャン・ツィメルマンが、故郷ポーランドの作曲家で、2022年に生誕140年を迎えたカロル・シマノフスキのピアノ曲を新録音。今作は2022年6月、ツィメルマンの友人である豊田泰久氏が設計を手掛けた、広島県福山市のふくやま芸術文化ホールにて録音されました。さらに、1994年に録音され、これまでリリースされていなかった“仮面劇”が、初めて収録されています。国内盤はMQA-CD×UHQCD仕様
(2022/08/12)
ミンゲ四重奏団によるブラウンフェルス:弦楽四重奏曲全集(2枚組)
ドイツ・ケルンを本拠地とするミンゲ四重奏団が、同地で多くの音楽家を育成し、彼らの芸術に決定的な役割を果たした人物、ヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954)に敬
意を表し、弦楽のために書かれたすべての室内楽作品を録音!(東京エムプラス)
(2022/08/12)
メストレ(hp)シュトゥッツマン&WDR響/グリエール、モソロフ:ハープ協奏曲、他
グリエールとその弟子モソロフのロマンティックで近代の最も重要なハープ協奏曲と、グラズノフの作品とメストレ自身の編曲によるチャイコフスキーの「こんぺい糖の精の踊り」という興味深い組み合わせ。共演は、最近では指揮者として活躍するナタリー・シュトゥッツマンにタクトと、ケルンのWDR交響楽団(旧称のケルン放送交響楽団)で、メストレの深い音楽性、色彩豊かな温かい音色など、絶妙なる演奏と、ハープという楽器の魅力を最大に引き出した演奏といえます
(2022/08/10)
杉浦菜々子『知られざる山田耕筰のピアノ音楽』(2枚組)
日本近代音楽の礎を築いた山田耕筰には、全く知られていないピアノ音楽の傑作が数多く存在した!一次資料を精査し、未出版の作品群を復刻・蘇演。知られざる山田耕筰の魅力に迫る出版連動プロジェクト。出版は、ミューズ・プレスより、「山田耕筰ピアノ曲拾遺」(全三巻)、解説:髙久暁(音楽学者・音楽評論家)、校訂・校閲:杉浦菜々子(ピアニスト)。演奏は、2018年「山田耕筰ピアノ作品集《子供と叔父さん(おったん)》でレコード芸術特選盤に選出された杉浦菜々子
(2022/08/10)
エマールとステファノヴィチ師弟共演!『幻影』~メシアン“アーメンの幻影”、ほか
現代最高峰のピアニスト、ピエール=ロラン・エマールとタマラ・ステファノヴィチの師弟共演が実現!メシアンの2台ピアノのための『アーメンの幻影』と「鐘」にまつわる独奏曲を収録したアルバム『幻影』をリリース。12歳の時にロリオのクラスに入ったエマールは、メシアンとロリオの実演にも幾度となく触れ、この作品の奥深さに魅了されてきました。カップリングの独奏曲、エネスク、ナッセン、バートウィッスルは、いずれも鐘の音に魅せられた作品です
(2022/08/10)