現代音楽
誰もが知ってる「ナベタケ」サウンドですが、コンサートで上演される機会は皆無でした。その状況に一石を投じようとオーケストラ・トリプティークが立ち上がり、渡辺岳夫御遺族の協力のもと、オリジナル楽譜を探索。残されていた自筆譜をオリジナル音源と検証。テレビで使われた音を再現しつつ、2017年に渡辺岳夫音楽祭が行われました
(2020/07/02)
フィンランドで最も注目される新世代の女流作曲家オウティ・タルキアイネン。サーミ語の詩に基づく“メゾ・ソプラノと室内管弦楽のための歌曲集『大地、春の娘』”はラップランドの自然、歴史、その中で培われた思想などが描かれ、“ソプラノ・サクソフォンとエフェクター、管弦楽のための協奏曲『サイヴォ』 ”は、ソリストが足元で操作する各種エフェクターを通して音を加工するという現代ならではの作品の2曲を収録
(2020/07/01)
カプースチンの録音がほぼない“チェロ協奏曲第1番”を収録!第2番は演奏機会も多く、録音も存在しますが、なぜか第1番はその存在がほとんど忘れられています。今回カプースチンから直接作品の覚え書きを託されたというエッカルト・ルンゲが第1番を録音!カップリングはシュニトケの“チェロ協奏曲第1番”
(2020/06/29)
『Must The Devil Have All The Good Tunes?(悪魔は全ての名曲を手にしなければならないのか?)』は、アダムズ(1947~)3作目のピアノ協奏曲です。ロサンゼルス・フィルハーモニックの委嘱作品で、雑誌『ニューヨーカー』のドロシー・デイ(社会活動家)に関する記事の中のフレーズに由来しています
(2020/06/26)
9作目となるスタジオ・アルバム。構想10年以上をかけた作品は、世界各地の人たちの世界人権宣言の朗読と1949年に録音されたその前文の朗読に、楽器の割合をさかさまにした「アップサイドダウン オーケストラ」(12本のダブルベース、24本のチェロ、6本のヴィオラ、8本のヴァイオリン、1台のハープ)、合唱、リヒターのキーボードなどが加わる。今の世界情勢とリンクするような「考える場としての音楽」。朗読と純粋無垢な美しいメロディが優しく重なり合います
(2020/07/15)
フィンランドの作曲家カレヴィ・アホ。イギリスの打楽器奏者コリン・カリーの委嘱作品“独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲「シエイディ」”収録!打楽器奏者がオーケストラの前面で演奏し、9つの打楽器が右から左に並べられ、順番に「ソロ楽器」として演奏されます。カップリングは1977年に初演された一楽章形式の“交響曲第5番”
(2020/06/24)
ロシア生まれ、スウェーデンで活躍する作曲家ヴィクトリア・ボリソワ=オッラス(1969-)。このアルバムの演奏は、ロイヤル・ストックホルム・フィルをボレイコ、ブラビンズ、首席指揮者オラモが指揮してストックホルム・コンサートホールで作曲者が立ち会って収録されました。“アンジェラス”のみ、コンサートのライヴ録音です
(2020/06/23)
今回は、カン・ユンホンをソリストに迎えたロドリーゴの“アランフェス協奏曲”、ベートーヴェンの知られざる作品を集めた“カノンと音楽の冗談”、ハンガリーの作曲家レオー・ヴェイネルの管弦楽作品全集第3集、アメリカの作曲家クリストファー・ラウズの“交響曲第5番”など世界初録音を含むCD7タイトルがリリースされます
(2020/06/17)
スペイン独自のスタイルで書かれた、コレア・デ・アラウホの分割ストップのためのティエントでは思慮深い眼差しを、柿沼唯の《6つのプレリュード》から表題作「星月夜」ではひそやかな声を、「松風」では内面の静けさを、ルネサンスの声楽曲の面影をとどめる、フランスのティトゥルーズの《めでたし海の星》では勇壮な歌を。交差する時空を、軽井沢コルネのオーベルタン・オルガンが描き分ける
(2020/06/17)
クロアチアの指揮者イヴァン・レプシッチが首席指揮者を務めるミュンヘン放送管と、同郷の作曲家・指揮者だったイゴール・クリェリッチ(1938-2006)の“クロアチア・グラゴル・レクイエム”を録音。カップリングはクロアチアの国民的作曲家のひとり、ヤコヴ・ゴトヴァツの勇壮な“自由への讃歌”
(2020/06/16)
ポーランド出身のアンジェイ・パヌフニク(1914 - 1991)は、半世紀にわたる後半生をイギリスで送りました。ロンドン響とも縁の深い作曲家であっただけでなく、現在もカミラ未亡人の協力のもと「LSO パヌフニク・スキーム」を通じ毎年有望な若手作曲家を選出して作品発表の機会を設けています。このCDにも12人の作曲家の新作が収録されています
(2020/06/15)
作曲家アラシュ・サファイアン(1981-)と、ピアニストのセバスティアン・クナウアーとの共同制作第2弾!2016年にNeue Meister レーベルより発売されたアルバム《UBERBACH》は、バッハのメロディー部分的に取り出しサファイアン独自に変化させ、さらにピアノとオーケストラの美しい協奏曲風アレンジを施したもので、世界的に大ヒットしました。今作はベートーヴェンに同様のアレンジを加えています
(2020/06/05)
フルート奏者エマニュエル・パユによる世界初演録音を含む映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラ作品集!デスプラ自身が編曲し、指揮も務めています。アカデミー賞作曲賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」、「グランド・ブダペスト・ホテル」の音楽を組曲にしたものも収録。LPも限定発売!
(2020/07/03)
ニューヨーク・フィルの委嘱作品で、アメリカの作曲家デイヴィッド・ラングによるベートーヴェンの“フィデリオ”を現代版に改作したオペラを世界初録音!初演は、「暗く、騒然とした、夢中にさせる作品」、「音楽監督としての初めてのシーズンを迎えた最高のヴァン・ズヴェーデン」と『ニューヨーク・タイムズ』に称賛されました
(2020/06/04)
「知られざる作曲家による知られざる作品」をモットーに発足したイギリスのレーベル「Toccata Classics」。クシェネク、ナプラヴニク、ブラガ・サントス、ハンス・ガルなど、今回も世界初録音を含む珍しい作品が目白押しです
(2020/06/03)
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第10弾はチャイコフスキーの“交響曲第4番”。カップリングはピッツバーグ響による委嘱作品で、ジョナサン・レシュノフの“クラリネットとファゴットのための二重協奏曲”
(2020/06/02)
今回は、ほとんどが世界初録音となる好評のオーベールの序曲集第2集。ほかに、ギター編曲版J.S.バッハの“無伴奏チェロ組曲”第1集、20世紀英国の作曲家ハーバート・ハウエルズのピアノ曲集第1集、ロッシーニのカンタータ“テーティとペレーオの結婚”、サクソフォン、コルネットの作品集など世界初録音を含むCD8タイトルがリリースされます
(2020/06/01)
イスラエル出身のチェリスト、インバル・セゲフのAvie Records第2弾となる今作はオールソップ&ロンドン・フィルとの共演でエルガーの“チェロ協奏曲”と、イギリスのグラミー賞ノミネート作曲家、アンナ・クライン(b.1980)への委嘱作をカップリング。世界初録音となる“ダンス”は13世紀ペルシャの詩人ルーミーから触発された5楽章の協奏的作品です
(2020/05/29)
ドイツの俊英チェリスト、ヤコブ・シュパーンがドラムやギター、ジャズベースが加えられたフリードリヒ・グルダの名曲“チェロ協奏曲”を録音。カップリングにはチャイコフスキーの編曲版“ロココ風の主題による変奏曲(チェロと木管五重奏)”“アンダンテ・カンタービレ(チェロと弦楽三重奏編)”を収録。CDとBlu-ray オーディオの2枚組
(2020/05/28)