国内クラシック
大友直人 東京交響楽団 チャイコフスキー:交響曲第6番“悲愴” SACDハイブリッド 2024年9月25日発売
大友直人と東京交響楽団によるミューザ川崎シンフォニーホールでの2023年9月ライヴ。1989年以来“悲愴”はこのコンビによって16回も取り上げられ、その信頼関係のもと、けっして大仰にならず、バランスよく構築された表現でありながらも、内に秘めたるものを感じさせてくれるまさに名演となりました
(2024/09/05)
小林研一郎&コバケンとその仲間たちオーケストラ ベルリオーズ:幻想交響曲 SACDハイブリッド 2024年9月25日発売
「コバケンとその仲間たちオーケストラ」は、2005年のスペシャルオリンピックスの公式文化事業の企画を機に設立されたオーケストラで、プロ・アマチュア・学生・障がいの有無に関わらず、活動趣旨に賛同する奏者が集まり演奏しています。当盤は、2024年6月に行われたコンサートのライブ録音です。オーケストラ120余人が一丸となって壮大なドラマを描いた、パッション溢れる演奏をお聴きください
(2024/09/05)
豊増昇 CD『偉人を生んだ偉人、ピアニスト豊増昇』2024年9月4日発売~小澤征爾のピアノの師匠、豊増昇のバッハ
当初ピアニストをめざした少年小澤征爾に指揮者への道を照らした豊増昇。それだけではなく、豊増自身も日本人として初めてベルリン・フィルの定期演奏会(1956年)へ招かれた伝説のピアニストであった。この二人に焦点を当てた片山杜秀の解説と共に、世界的にも高い評価を得ていた豊増のバッハを聴く
(2024/09/02)
塩川悠子&アンドラーシュ・シフ ブラームス、シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集 2024年10月11日発売
『雨の歌』ソナタとして知られるブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調とシューマンのヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調を組み合わせ、示唆に富む対比が演出されています。親しい間柄であった二人の作曲家の音楽を塩川とシフは完全に自分たちのものとし、今回もまたアルバムを通して彼ら独自の解釈を披露しています。マンフレート・アイヒャーのプロデュース
(2024/08/30)
森正&東京都響 初出ライヴ!ホルスト: 組曲“惑星”、モーツァルト“フィガロの結婚”序曲、ホルン協奏曲第3番
オペラもシンフォニーも何でもござれの巨匠森正(1921~1987)入魂の『惑星』!このコンサートを実際に聴いた片山杜秀氏によると、山田一雄を楽しみに来たのに登場したのは森正!急な代演ながらキビキビした演奏に納得したとのこと。予期せぬ名演がこうして遺されました
(2024/08/22)
佐渡裕&トーンキュンストラー管/マーラー:交響曲第7番(2枚組)~2023年2月、ウィーン楽友協会ライヴ!
佐渡裕の情熱的でダイナミックな指揮で聴衆を魅了したウィーン楽友協会での演奏会の模様をライヴ収録。神秘的な雰囲気が支配する「夜の歌」と華やかなフィナーレ、軽快なワルツやマーチや深い悲しみを湛えた旋律など、この交響曲が持つ多様性を、佐渡裕は細部にこだわりつつ感情豊かに表現してゆきます。(avex)
(2024/08/21)
Cocomi サードアルバム『Neos』~山中惇史、東亮汰、佐藤晴真と共演!カプースチン、マルティヌーを中心とした室内楽アルバム
クラシック音楽にジャズの新しい語法を取り入れたウクライナ出身の作曲家ニコライ・カプースチンの「フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.86」、偉大なチェコ作曲家の1人でフランス印象派やジャズの影響も受けたボフスラフ・マルティヌーの「フルートとヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.254」、そして、フルートとピアノにアレンジされたジャズのスタンダード・ナンバー3曲を含む、全5曲を収録
(2024/10/11)
田中晶子&安達朋博『ブラームス ONENESS シューマン』~ブラームスとシューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番を組み合わせ
アルバム・タイトルの「ワンネス」とは全ては一つであること、その感覚をいう。宇宙も地球も自然も人も全てが繋がって一つであり、エネルギーにおいて共通であるということ。スピリチュアルの世界や哲学や仏教においても似た解釈がある。時間や文化と宗教、言葉など全てを超えてワンネスを「感じ合う」ことができる、素晴らしい演奏をお楽しみください
(2024/08/20)
西脇義訓&デア・リング東京オーケストラ/ドヴォルザーク:交響曲第9番“新世界より”~蒸気機関車に牽引される鉄道の旅を想起
このCDの演奏では蒸気機関車に牽引された列車が、町や村をめぐり、歌や舞踏を織り交ぜながら一大絵巻となって進んでいく。 弦楽四重奏にそれぞれ1本の木管楽器を加えた7組の木管五重奏を配置するなど、デア・リング東京オーケストラならではの配置が類を見ない音響を作り上げている。 (ユニバーサルミュージック/IMS)
(2024/08/20)
高橋アキ、小林健次、篠﨑史子、佐藤紀雄、ほか『近藤譲 時の形』~1983年にLPで発売された名盤が初CD化!
コジマ録音設立50年を記念して、1983年にLPで発売された名盤が初CD化。「時の形」は、オーケストラによるクレッシェンドとピアノによる減衰音のみで構成された名曲。「撚りIII」は1978年より続くシリーズの3作目で、「合奏」の方法論の研究。「二重奏曲」は、ハープとギターによるユニゾンの合奏。「静物」は8つのヴァイオリンによる多重録音作品。タイトルにもなっている「時の形」はオリジナルマスターテープからのリマスター。(コジマ録音)
(2024/08/16)
大野和士&ブリュッセル・フィルハーモニック第2弾!『R.シュトラウス: 英雄の生涯&ドン・ファン』
急成長中のベルギーのレーベル「イーヴィル・ペンギン(Evil Penguin)」が、大野和士&ブリュッセル・フィルハーモニックとのレコーディング・プロジェクトを開始。第1弾スクリャービンの交響曲第2番の熱狂も冷めやらぬうちに早くも第2弾が完成!2023年9月30日に本拠地であるフラジェのスタジオ4で行われた、リヒャルト・シュトラウス・プログラムのライヴ録音です
(2024/08/15)
山根一仁 / J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲(2枚組)
中学三年生在学中、国内最高峰の日本音楽コンクール (2010年)で第一位を獲得し、各賞を総なめにして以来、業界が最も注目していたヴァイオリニスト、山根一仁が、満を持して発売するソロ・デビューCD!
(2024/08/08)
髙木凜々子 / J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 (全6曲)
前作の「シャコンヌ&ロマンス」にもバッハの『シャコンヌ』(2022年録音)が収録されていましたが、この時から2年経って録音された今回のアルバム。「無伴奏全曲」という巨大で複雑な構造物を前にして、新たに演奏された『シャコンヌ』の表現が、どのように変化しているかも聴きものです。ストラディヴァリウス"Lord Borwick"(1702)を使用。髙木凜々子が、この歴史的名器の魅力を最大限に引き出す演奏を聴かせてくれます
(2024/08/08)
高関健&東京シティ・フィル/ブルックナー:交響曲第4番“ロマンティック”~東京シティ・フィル、ブレーン、タワレコ共同企画
高関 健&東京シティ・フィルによるブルックナー企画第3弾!ブルックナー生誕200年企画。名曲のさらなる深化を体験!前作"第5番"に続く、両者による真摯なブルックナー像の最新作。2022年4月22日の定期演奏会ライヴが最新で登場。日本のオケの録音史に一石を投じる名演!
(2024/08/02)
青木尚佳/イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全曲)(SACDハイブリッド)
いま最も注目されているヴァイオリニストの一人である青木尚佳は、2022年にミュンヘン・フィルのコンマスに就任し、さらなる飛躍を続けています。当盤は紀尾井ホールでのイザイ無伴奏ソナタ全曲演奏会の前日に行われたセッション録音で、青木の集中力とひたむきな姿勢により「個」としての実力が表れた一枚です
(2024/08/01)
ジョナサン・ノット&東京交響楽団/マーラー:交響曲第6番“悲劇的”(SACDハイブリッド2枚組)
マーラーの長大な傑作を緻密に読み解き、冒頭から見通しよく構築された音楽、全神経を注ぐ冴え漲るタクトにオーケストラが万全に応えフィナーレへ聴き手を誘います。最終楽章の破滅のハンマーはマーラー初期のアイディアを取り入れるなど、両者が見事に描き出したマーラー観は聴く者を惹きつける魅力に溢れています
(2024/08/01)
福間洸太朗『ショパンの想い出 Souvenirs de Chopin』~日本デビュー20周年記念盤!
福間洸太朗が日本デビュー20周年記念盤となるオール・ショパン・アルバムをリリース。幼少期から「一番好きな作曲家」に挙げてきたショパンの作品から、福間/ショパン双方の音楽人生において重要な“想い出”である名曲の数々を収めました。日英仏独の4か国語による解説に加え、福間自身が各収録曲の“想い出”や解釈を語った日本限定の別冊ブックレット「Souvenirs de KotaroFukuma」が特典として付属します
(2024/07/30)
河村尚子『20 -Twenty-』(SACDハイブリッド)~日本デビュー20周年に贈る珠玉のピアノ小品集
これまでの演奏活動の中で、河村が大きな影響を受け、ことあるごとに愛奏(愛蔵)してきた宝物のようなミニアチュール。1曲ごとの作りは小さくとも、作曲家によって盛り込まれた音楽的なアイデアの多様性は驚くほどで、河村がそれらを実に丁寧かつしなやかな手つきで音化していく様はまさに驚きの連続!
(2024/07/25)
『イングリット・フジコ・ヘミングCD選集』(5枚組)~未発表音源 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 2001年ライヴを収録!
2024年4月に惜しくもこの世を去ったフジコ・ヘミングの追悼盤。DISC 1 奇跡のカンパネラ、DISC 2 哀愁のノクターン、DISC 3 リスト&グリーク ピアノ協奏曲、DISC 4 カーネギー・ホールのカンパネラ (カーネギー&オペラシティ・ライヴ)、DISC 5 チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 &ドイツ放送局放送音源 を収録。DISC5は今回分売リリースあり
(2024/07/25)
三浦一馬&東京グランドソロイスツ『バンドネオン・レジェンド~ベスト・オブ・ピアソラ&マルコーニ』(UHQCD)
三浦一馬が、自ら率いる17人編成の室内オーケストラ、東京グランドソロイスツに、師匠でありバンドネオンの神様とも言えるネストル・マルコーニを迎えて、ピアソラから始まるバンドネオンの新たな伝統を未来へと繋ぐアルバム。マルコーニと三浦一馬のダブルソリストによるピアソラの代表作のひとつバンドネオン協奏曲「アコンカグア」は、師弟の熱い音楽的コミュニケーションを聴くことができる名演となっています
(2024/07/25)