現代音楽
ラウラ・ファン・デル・ハイデン、ウィグルスワース&BBCスコティッシュ響/ブリッジ、フランシス=ホード、ウォルトン:チェロ協奏曲集(SACDハイブリッド)
イギリス出身のチェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンのChandosレーベルからの3枚目となるアルバムは、イギリスのチェロ協奏曲集。ブリッジの協奏曲《祈り》、ウォルトンのチェロ協奏曲、そしてファン・デル・ハイデンのために書かれ、このレコーディングの1週間前にグラスゴーで初演が行われたシェリル・フランシス=ホードの新作《Earth, Sea, Air》を世界初録音
(2024/04/18)
ザ・シックスティーンの創設者兼指揮者『ハリー・クリストファーズ ~ 70年の音楽人生』(3枚組)~70歳記念!自身が厳選した全39曲
シックスティーンの創設者兼指揮者、ハリー・クリストファーズの70歳記念盤!カンタベリー大聖堂の聖歌隊員時代の思い出の曲から、オックスフォード大学モードリン・カレッジで出会った作品、そしてその後のザ・シックスティーンの設立から発展、アメリカの有名なヘンデル・ハイドン・ソサエティの芸術監督就任に至るまで、長い音楽人生を俯瞰するプログラムとなっています。クリストファーズ自身が厳選した全39曲を収録した豪華3枚組
(2024/04/18)
パーヴォ・ヤルヴィ&エストニア祝祭管/ユリ・レインヴェレ:管弦楽作品集
パーヴォ・ヤルヴィ&エストニア祝祭管弦楽団の新録音は、1971年エストニアのパルヌに生まれた作曲家ユリ・レインヴェレの作品集。パーヴォ・ヤルヴィが設立しエストニアの同時代音楽の紹介に力を入れているパルヌ音楽祭で、かつて同国の文化大臣を務めた作曲家レポ・スメラの名を冠した賞を2019年に受賞しています。パーヴォ・ヤルヴィ&エストニア祝祭管は今回3作品を取り上げています
(2024/04/17)
バーバラ・ハンニガン&ベルトラン・シャマユ/メシアン:「地と天の歌」「ミのための詩」「多くの死」
バーバラ・ハンニガンと、ベルトラン・シャマユ共演によるメシアン歌曲集。収録作品はいずれもメシアン自身が歌詞を手掛けており、「ミのための詩」、「天と地の歌」、「多くの死」を収録。「多くの死」ではヴァイオリニストのヴィルデ・フラングらが参加
(2024/04/17)
Naxos~2024年5月第2回発売新譜情報(5タイトル)
今回はデュオ夢野が演奏する、ダロン・アリック・ハーゲン作曲の音楽物語「平家物語」に、リスト:ピアノ曲全集 第62集となる宗教作品編曲集、ルーカス・フォスの交響曲第1番を含む作品集、ルーセルのヴァイオリン・ソナタと弦楽三重奏曲、ロッシーニの歌劇《アルミーダ》の、世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます
(2024/04/16)
ベルトラン・シャマユ『ケージ2』~プリペアド・ピアノのためのダンス作品を収録 CDとLPで発売!
ベルトラン・シャマユによるエリック・サティとジョン・ケージの作品を違和感なく結びつけた画期的アルバム《レター(ズ)・トゥ・エリック・サティ》の続編となるもので、ジョン・ケージによるダンス・ソロのために書かれたプリペアド・ピアノのための作品を収録。前アルバムと同じく伝説的レコーディング・スタジオである「ミラヴァル・スタジオ」で録音
(2024/04/12)
大石将紀『細川俊夫:明暗 ~ サクソフォン作品集』
細川俊夫によるサクソフォンのための作品集を、細川俊夫が「最も信頼し、尊敬する音楽家」と語るサクソフォニスト、大石将紀がレコーディングしました。宮田まゆみ、イルゼ・エーレンス、吉野直子、大宅さおり、葛西友子という共演メンバーの充実ぶりにも注目。細川俊夫自身による日本語解説付きです
(2024/04/11)
久石譲のドイツ・グラモフォン第2弾『Joe Hisaishi in Vienne』~ウィーン交響楽団との自作クラシック作品集 CDとLPで発売!
久石譲のドイツ・グラモフォン第2弾アルバムは、クラシック作曲家及び指揮者としての研ぎ澄まされた技巧と感性に焦点を当てたクラシック作品集。2021年に京都で初演された「Symphony No. 2」は本人指揮によりウィーン交響楽団とウィーン楽友協会で世界初録音。そしてこちらも世界初録音となる「Viola Saga」は著名なヴィオラ・ソリスト、アントワン・タメスティをフィーチャー
(2024/04/05)
ファレッタ&ロイヤル・リヴァプール・フィル、コリン・カリー/ダニー・エルフマン:パーカッション協奏曲&ヴンダーカンマー
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」や「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」など、映画音楽作曲家として有名なダニー・エルフマンのクラシカルな作品が登場。演奏は、ジョアン・ファレッタ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル。“パーカッション協奏曲”ではコリン・カリーが独奏を務めています
(2024/04/05)
ロン・ユー&上海交響楽団/アーロン・ジグマン:オラトリオ『Émigré』(2枚組)~初録音!
アメリカの作曲家アーロン・ジグマンの新しいオラトリオ『Émigré』。実際の出来事からインスパイアされた作品で、指揮者ロン・ユーと彼が音楽監督を務めている上海交響楽団が今回初録音しました
(2024/04/05)
Naxos~2024年5月第1回発売新譜情報(5タイトル)
今回はシルヴェストロフの“ヴァイオリンと管弦楽のための交響曲「献呈」”に、マナコルダ&フランクフルト歌劇場管によるマイアベーアの“歌劇《アフリカの女(ヴァスコ・ダ・ガマ)》”の2013年の比較校訂版を使用した演奏、ロベルト・フックスのヴァイオリン・ソナタ第4番~第6番などCD5タイトルがリリースされます
(2024/03/29)
ストゥールゴールズ/カレヴィ・アホ:ギター協奏曲、ホルン五重奏曲、バッハ(アホ補完):コントラプンクトゥス XIV(SACDハイブリッド)
フィンランドのカレヴィ・アホは、交響曲の作曲家として知られる一方、さまざまな楽器のための協奏曲と室内楽曲の作曲、シベリウスをはじめとする他作曲家の作品の編曲と補筆も数多く手がけています。新しいアルバムでは彼が21世紀に書いたこの3つのジャンルの作品が作曲家立ち合いの元、演奏されました
(2024/03/27)
ブラビンズ&BBCウェールズ国立管/ピカード: 交響曲第2番&第6番、ヴェルレーヌ歌曲集(SACDハイブリッド)
イギリスの作曲家ジョン・ピカードは、独自の力強さをもつ、調性を大胆に拡大した語法の管弦楽と器楽の作品でもっともよく知られています。ナッシュ・アンサンブルが彼の室内楽作品を演奏した『アレッポの園芸商』(BIS SA-2461)に次ぐ、2曲の交響曲と室内管弦楽共演の歌曲集。ソプラノのエマ・トリング Emma Tring は、ブリストル大学とギルドホール音楽演劇大学で学び、今日の音楽を中心とするレパートリーでソリストとアンサンブル歌手として活動しています
(2024/03/27)
シモーネ・ラムスマ&カンディダ・トンプソン『ペルト、バッハ 作品集』
オランダに生まれイギリスで学んだヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマと、イギリス生まれのカンディダ・トンプソンによる、ペルトとバッハの作品を集めたアルバム。その強いつながりを示す「コラージュ」では、ペルト初期の動きのある作風でBACH主題が変容されてゆきます。そしてティンティナブリ様式による2つの作品とバッハの作品では、どちらも根底に祈りが流れているのを感じることが出来るでしょう
(2024/03/27)
ブリューズ&アンサンブル・アンテルコンタンポラン『リゲティ作品集』(2枚組)
アンサンブル・アンテルコンタンポランと、2023/24年のシーズンからその音楽監督を務めるピエール・ブリューズによるリゲティの作品集が2枚組で登場。1枚目にはメンバーが務めるソリストと20-30人規模のアンサンブルによる3つの協奏曲を収録。2枚目には小規模な編成のための作品を収録。1940年代から1990年代までリゲティの活動期間をほぼカバーしており、様々な新しい手法を取り入れ発展させた作風の変転を俯瞰することが出来る、有意義な作品集となっています
(2024/03/21)
加藤訓子(マリンバ、他) 多重録音によるライヒ作品集第3弾『kuniko plays reich II』(SACDハイブリッド)
2011年にリリースされたLINNからのデビュー・アルバム「kuniko plays reich」から約13年。2018年には「Drumming」のリリースもあった加藤訓子による、ライヒ作品を集めた3枚目のアルバムが登場。今回は電子オルガンの演奏のほか、ヴィブラフォンによる「ピアノ・フェイズ」、鍵盤打楽器のためのオリジナル作品などを多重録音で収録。SACDハイブリッド盤での発売です
(2024/03/20)
ジョン・アダムズ自作自演 歌劇“ガールズ・オブ・ザ・ゴールデン・ウェスト”世界初録音
ジョン・アダムズが2017年に作曲した歌劇『ガールズ・オブ・ザ・ゴールデン・ウェスト』の初録音盤。ジョン・アダムズ自身の指揮によって、2023年1月にコンサート形式で行われた公演のライヴ録音。このオペラは、ジョン・アダムズの音楽とピーター・セラーズによる台本による2幕からなるオペラ。サンフランシスコ・オペラは、ダラス・オペラ、オランダ国立歌劇場、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場と共同でこの作品を委嘱。2017年11月21日にサンフランシスコ・オペラで初演されました
(2024/03/11)
シリアクス、フォシュベリ、ほか/マルセル・ド・マンツィアーリ:室内楽作品集(SACDハイブリッド)~世界初録音
フランスで活躍したマルセル・ド・マンツィアーリ(1899-1989)の室内楽作品集。世界初録音となる当アルバムにはヴァイオリン・ソナタなどの室内楽作品集。20世紀フランス音楽らしい響き。不協和音を効果的に取り入れた初期作品ヴァイオリン・ソナタから、ミニマリズムを追求した後期作品「トリローグ」まで、彼女の長いキャリアを証明する傑作を収録しております
(2024/03/08)
Naxos~2024年4月第1回発売新譜情報(7タイトル)
今回はオルソップ&ウィーン放送交響楽団による“シティ・ノワール”を含むジョン・アダムス作品集に、没後75周年を迎えるホアキン・トゥリーナの弦楽のための作品集、フランコ・アルファーノの管弦楽作品集、現代中国を代表する作曲家の一人ジャ・ダーチュンの作品集など、世界初録音を含むCD7タイトルがリリースされます
(2024/03/08)
深見まどか『間の礼讃』~世界初録音を含むフランスと日本の現代ピアノ作品集!
京都出身、フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得る期待の若手ピアニスト、深見まどかのサード・アルバム。フィリップ・エルサン、エリック・タンギー、フィリップ・ルルー、そして武満徹、西村朗、池辺晋一郎、坂田直樹といったフランスと日本を代表する現代作曲家たちのピアノ作品を集成
(2024/02/27)