現代音楽
再プレス!『イヴォンヌ・ロリオ~VÉGA録音全集1956-1963』(13枚組)
イヴォンヌ・ロリオがVÉGAレーベルに残した全録音に「Boîte à Musique」「Club Français du Disque」録音(ボーナスCD)をセットした13枚組BOXです。モーツァルトからショパン、シューマン、リスト、アルベニス、そしてファリャ、ベルク、バラケ、ヴェーベルン、さらにメシアンとブーレーズといった幅広いピアノ・レパートリーが並んでいます。2019年に発売され好評を博したBOXが再プレスされました!
(2024/01/15)
『作曲家&指揮者 ヴィクトル・カラビス』~2023年チェコの作曲家カラビス生誕100周年企画
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音を進めている20世紀チェコを代表する作曲家ヴィクトル・カラビス(1923-2006)が、2023年に生誕100周年を迎えました。生誕90周年を記念してリリースした『交響曲&協奏曲集』(SU-4109)はカラビス後期の作品が中心でしたが、当アルバムには1948年から1951年にかけての3つの作品(序曲「青春」、協奏曲「ストラヴィンスキーへのオマージュ」、チェロ協奏曲)を収録しており、すべてカラビス指揮による自作自演集です
(2024/01/12)
世界初録音!テンプル&ハートフォードシャー合唱団、ロンドン・オーケストラ・ダ・カメラ/カール・ジェンキンス:武装した男(平和のためのミサ)
ハートフォードシャー合唱団の音楽監督を務める合唱指揮者デイヴィッド・テンプルによるSignum第3弾は、イギリスの作曲家カール・ジェンキンスの《武装した男(平和のためのミサ)》 の世界初録音となるアンサンブル版。推進力のあるリズム、雷鳴のようなクライマックス、恐怖に満ちた瞬間、そして優しく印象的なメロディーなど、原曲が持つ魅力はそのまま残されています
(2024/01/12)
ブロック&フランス国立管、エトヴェシュ&フランス放送フィル/トリスタン・ミュライユ:水源の分有、影の大地
1991年からラジオ・フランスが主催しているプレザンス音楽祭。毎年様々な同時代音楽を紹介し、多くの世界初演も行っているこの音楽祭のライヴ音源を中心としたシリーズ。フランス出身でスペクトル楽派の作曲家、コンピューターやエレクトロニクスを使用した作曲の先駆者として知られるトリスタン・ミュライユの管弦楽作品集。22分を超える大作2曲を収録。(ナクソス・ジャパン)
(2024/01/11)
ラトリー、イスキエルド、リントゥ&フランス放送フィル、ほか/カイヤ・サーリアホ:地球の影、魂の城、真実の炎、贈り物
2023年に亡くなったフィンランド出身の作曲家、カイヤ・サーリアホの作品集。80年代からはパリに移住しスペクトル楽派の影響を強く受けるなど、フランスとも強いつながりのあった彼女は2017年のプレザンス音楽祭で大きく取り上げられており、その時のライヴ録音がこのアルバムの中心となっています。(ナクソス・ジャパン)
(2024/01/11)
ジョシュア・ワイラースタイン&ローザンヌ室内管/アイヴズ、エルガー、スマイス、スティル、キャロライン・ショウ作品集
ジョシュア・ワイラースタインは2014年から2021年6月まで同団の芸術監督・首席指揮者を務めており、在任期間最後の録音です。有名なアイヴス、エルガー、そしてエセル・スマイス(1858~1944)、ウィリアム・グラント・スティル(1895~1978)、キャロライン・ショウ(1982~)の作品を組み合わせた内容はワイラースタインのアイディア。このうち、スマイスの「組曲」、スティルの「母と子供」は商業録音としては当録音が初となります
(2024/01/10)
〈Brilliant Classics〉2024年1月下旬発売新譜情報(8タイトル)
ブリリアント・クラシックスは1997年にオランダのピアニスト、ピーター・ヴァン・ウィンケルによって設立された廉価盤レーベルです。始めはオランダで500店舗を展開するドラッグ・チェーンのみで発売され、低価格と同チェーンの広告誌での宣伝効果により爆発的な売り上げを示しました。オランダでの成功を受けて世界展開を始め、2010年にドイツ、ハンブルクを拠点とする独立系の音楽配給会社エーデルの傘下に入った後も、毎月のように廉価盤の新譜をリリースしています
(2024/01/10)
コロン&フィンランド放送響/オウティ・タルキアイネン(1985-): “白夜の太陽変奏曲”、他
フィンランドのラップランド地方出身の女性作曲家オウティ・タルキアイネンの近作を集めたアルバム。1曲目の「白夜の太陽」変奏曲はBBCフィルとカナダのナショナル・アーツ・センター管弦楽団の共同委嘱作品。極北の自然の中で聞こえてくる物音や鳥の声などを想起させる神秘的なサウンドが繊細微妙に移り行く中に、突如として火山の噴火を思わせるクライマックスもあります。同年作曲の「氷の歌」はその姉妹作と言えるもので、同様の味わいを持っています
(2024/01/05)
パスカル・ロフェ&フランス国立ロワール管、グリンゴルツ/ミカエル・ジャレル:管弦楽作品集(SACDハイブリッド)
スイスの作曲家ミカエル・ジャレルが四半世紀近い間隔で作曲した3つの作品をパスカル・ロフェ&フランス国立ロワール管弦楽団が録音。イザベル・ファウストに献呈された“不在の形象と対面する風景 - 補遺 IV”はこの録音ではイリア・グリンゴルツがソロを担当しました。“6つの瞬間”はCOVID-19 のロックダウン中に作曲され、この録音の数週間前に初演されました
(2023/12/27)
『アラン・ペッテション-コンプリート・エディション』(17SACD Hybrid+4DVD)~BISレーベルの大偉業!未発表作品を含むペッテション作品がボックスで登場!
アラン・ペッテションの17曲の交響曲、室内楽曲、声楽曲など未発表作品を含む全作品がボックスで登場。この度初SACDハイブリッド化されたディスクも多く、マティアス・シュピツバルトによる最新リマスタリングでお届けします。ペッテションと彼の作品について、さらにはペッテションを知る音楽家たちが出演した4枚のDVD(NTSC)付き
(2023/12/27)
プジェミスル・ヴォイタ、イェ・ウー、フローレンス・ミレー/『ジョン・ケージ:Music for Three』~ホルン、ヴァイオリン、ピアノの編成は世界初録音!
2010年ARDミュンヘン国際音楽コンクール覇者、チェコのホルニスト、プジェミスル・ヴォイタの新録音は、ジョン・ケージ。ホルン、ヴァイオリン、ピアノの編成による「Music for Three」は世界初録音!
(2023/12/26)
飯森範親&日本センチュリー交響楽団/カンチェリ: タンゴの代わりに、ステュクス、SIO(SACDハイブリッド)
ジョージア出身の作曲家ギア・カンチェリによる管弦楽作品集です。彼の代表作の1つである「ステュクス」は、ギリシャ神話に登場する冥界と現世を分ける大河のこと。ヴィオラ・ソロと合唱が加わる大編成ながら静謐な響きが印象深い、魂を揺さぶる名曲です。カップリングの2曲も神秘的であり抒情性のあふれる珠玉の小品。カンチェリの魅力が存分に詰まったアルバムとなりました。
(2023/12/28)
アナスタシア・コベキナのソニー クラシカルデビュー盤『ヴェニス』~バロック・チェロとモダン楽器の二刀流!
モンテヴェルディやダウランドによるルネサンスから、キャロライン・ショウやアンビエント・ミュージックのパイオニアであるブライアン・イーノによる現代に至るまで、幅広い音楽の中で展開されています。歴史、記憶、空想、現実と想像の万華鏡、そして明確な素材の中、そしてアーティストの心の中にのみ存在するヴェニスのポートレートが作り出されています
(2023/12/22)
ラヴィニア・マイヤー『ウィンター』~美しく虹のようなハープの音色が、冬のイメージを描き出す
この『冬』をテーマにしたアルバムは、シューベルト、サティ、ラフマニノフから、フィリップ・グラス、オーラヴル・アルナルズ、マックス・リヒターらの作品をハープによる静かで優しく美しい音で、全ての人の心を落ち着かせ平和をもたらしてくれます
(2023/12/22)
Naxos~2024年1月第2回発売新譜情報(3タイトル)
今回はNAXOSならではの秘曲シリーズ「ポルトガルのピアノ三重奏曲集」第3集、指揮者、作曲家ファブリース・ボロンが子供や大人のために書いた音楽物語『タロの素晴らしき世界 - 時空を超える音楽の旅』、朗読と音楽で綴る大作曲家シリーズからシューベルトの世界初録音を含むCD3タイトルがリリースされます
(2023/12/21)
クロノス・クァルテット 結成50年記念『ブラック・エンジェルズ』140gアナログLP盤
1970年のベトナム戦争にインスパイアされ、クロノス・クァルテット結成の契機ともなった、特殊奏法から引用まで技法を駆使し20世紀アメリカ弦楽四重奏曲の最高傑作、クラム作曲の「ブラック・エンジェルズ」。16世紀作曲家タリスの全40声部の作品を、クロノスQがアレンジした「スペム・イン・アリウム」。ハンガリーの現代音楽家マルタによる、独裁政権の恐怖と哀しみを表現した作品「ゼイ・アー・ゼア」などを収録。140gアナログLPレコードとして数量限定生産リリース
(2023/12/15)
ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドン/ラヴェル、バークリー、パウンズ: 管弦楽作品集(SACDハイブリッド)
最高水準のラヴェルを聴かせてくれた彼らによる「クープランの墓」がまずは聴き逃がせません。またバークリーは1920年代にラヴェルに師事した作曲家。特に若い頃はフランス音楽の影響を感じさせる作風を持ち味としていました。本作では4つの楽章からなるディヴェルティメントを収録。そしてそのバークリーに個人的に作曲を学んだのが1954年生まれのアダム・パウンズ。2021年に作曲されジョン・ウィルソン&SOLに捧げられた交響曲第3番が今回世界初録音されました
(2023/12/14)
ヒメノ&トロント響、ピアノはアムラン!メシアン:トゥーランガリラ交響曲
メシアンの最初の大規模な管弦楽曲であり、電子楽器オンド・マルトノが用いられているほか、ピアノやチェレスタなど鍵盤楽器も登場する編成、そしてその壮大なスケールで音楽史上燦然と輝く名作“トゥーランガリラ交響曲”の新録音が登場。この作品を世界初録音したトロント交響楽団と、新音楽監督グスターボ・ヒメノとの初共演盤でもあります。ピアノにはマルク=アンドレ・アムラン、マルトノにはナタリー・フォルジェ!
(2023/12/14)
ソル・ガベッタ & ベルトラン・シャマユ『メンデルスゾーン』~ヴィドマン、ホリガー、コーイ、リームの新作を含む2枚組
DISC1にはメンデルスゾーンのチェロとピアノのための全作品が含まれ、DISC2にはメンデルスゾーンの有名な「無言歌 Op.109」にインスピレーションを得た現代作曲家イェルク・ヴィドマン、ハインツ・ホリガー、フランシスコ・コーイ、ヴォルフガング・リームの新作(このアルバムのために委嘱)が収録されています
(2023/12/08)
ギドン・クレーメル『Songs of Fate』~バルト三国の作曲家の作品から人生の意味を探る
ラトビア、リガ生まれのヴァイオリニスト、指揮者、ギドン・クレーメルのニュー・アルバム『Songs of Fate』。バルト三国の作曲家、ラミンタ・シャルクシュニーテ、Giedrius Kuprevičius、イェーカブス・ヤンチェフスキスと、ポーランド出身のユダヤ人、ミェチスワフ・ヴァインベルクの作品を取り上げています
(2023/12/08)