現代音楽
シェーンベルク生誕150年記念!ジュリアード弦楽四重奏団『プレイズ・シェーンベルク』(7枚組)
ジュリアード四重奏団のシェーンベルク録音は、1951/52年の番号付き弦楽四重奏曲の最初の録音から始まり、さらに長い40年という長い期間にわたって、「非常に知的なシェーンベルクの解釈をスタジオに持ち込んだ壮大な録音」(グラモフォン誌)と不動のものでした。1975年、彼らはニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオで4つの四重奏曲をステレオで再録音、初期のニ長調の四重奏曲の初録音も行いました
(2024/06/14)
シェーンベルク生誕150年記念!ブーレーズ『コンダクツ・アルノルト・シェーンベルク』ソニー録音全集(13枚組)
ブーレーズのシェーンベルク録音を集大成したこのボックスセットは、「ストラヴィンスキーとシェーンベルクの傑作が受け入れられるよう最善を尽くしてきました…特にシェーンベルクは」とブーレーズ自身が語っており、1974年の「グレの歌」「モーゼとアロン」(グラミー賞にノミネート)に始まり、1986年の合唱曲集まで、10年以上をかけて収録されています
(2024/06/14)
アウグスティン・ハーデリヒ『アメリカン・ロードトリップ』~アメリカの超絶技巧ヴァイオリン作品集
アウグスティン・ハーデリヒの新録音は、アイヴズ、ジョン・アダムズ、バーンスタイン、ハートキなど、19~21世紀に作曲されたアメリカの超絶技巧ヴァイオリン作品集。この録音では、ヘンリク・シェリングから引き継いだ、ジュゼッペ・グァルネリ1744年製デル・ジェス"Leduc"(Ex.Szeryng)を使用。CDには日本語解説書・帯付き。LPは180gアナログLPレコードにて限定生産リリース
(2024/06/14)
ハンナ・シバイエヴァ/ジェフスキー:《不屈の民》変奏曲(SACDハイブリッド)~サウンド・オヴ・ミュージック音楽祭で魅せた渾身のライヴ・レコーディング!
ジェフスキーの傑作 《不屈の民》 変奏曲を同曲の録音では過去に類を見ないSACD盤でリリース。ベラルーシ出身のピアニスト、ハンナ・シバイエヴァが祖国への想いを込め、2023年11月にオランダのフローニンヘンで行われた「サウンド・オヴ・ミュージック音楽祭」で魅せた渾身のライヴ・レコーディング!
(2024/06/06)
Naxos~2024年7月第1回発売新譜情報(5タイトル)
今回はグラジナ・バツェヴィチの兄、ヴィータウタス・バツェヴィチウスの交響曲とピアノ協奏曲集に、コリリアーノの名作「ミスター・タンブリンマン」の室内楽ヴァージョン、弦楽アンサンブル、LGTヤング・ソロイスツのマーラー編シューベルト:死と乙女など、世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます
(2024/06/05)
マリ・サムエルセン『LIFE』<Crystal Clear Vinyl>~母親となった経験にインスパイアされて作られたDG3枚目のアルバム!
ノルウェー生まれのヴァイオリニスト、マリ・サムエルセンの最新作『Life』がLPで発売。著名な現代作曲家の作品が並んでいますが、唯一の例外であるシューベルトの五重奏曲『ます』の第4楽章は、サムエルセンが自身の幼少期の思い出を呼び起こすために選んだのだと語っています
(2024/06/04)
初CD化!『近藤譲:ブルームフィールド氏の間化』~演奏は川崎雅夫、山口裕之、安永徹、毛利伯郎、高橋アキ、ほか!
コジマ録音設立50年を記念して、1976年にLPで発売された名盤が初CD化。『線の音楽』のデザインを手掛けた近藤昌子によるジャケットもそのままに復刻。寺の鐘、小鳥の鳴声、子どもの言葉遊びなどのフィールドレコーディングと、持続音的なクラリネット、セミの鳴き声を加工したホワイト・ノイズが入り乱れるミュージック・コンクレート作品「夏の日々」、強烈な弦楽四重奏曲「ブルームフィールド氏の間化」、5楽器によるアンサンブル作品をピアノ・ソロのために編曲した高橋アキ演奏による「視覚リズム法」、近藤譲の根源的な形式『形と影』を明快に示すフルートとピアノのための「歩く」を収録。(コジマ録音)
(2024/05/31)
マリー・アワディス『Etudes Melodiques』~ショパン×ミニマル×アルメニア!美しいメロディ溢れるエチュード!
アルメニアのコンポーザー・ピアニスト、マリー・アワディスがDGデビュー!ソロ・ピアノのための12のエチュードは、ショパンをはじめ、バッハからカンチェリ、ジャズや彼女が幼少期から親しんできたアルメニアの民謡まで、あらゆる要素が織り込まれています。さらにアメリカン・ミニマリズムのリズムの正確さ、ヨーロッパのミニマリズムの精神性、2つのミニマリズムの要素も重要な役割を果たしています
(2024/05/31)
Max Richter(マックス・リヒター)『In A Landscape』~ポスト・クラシカルの旗手が自らのテーマを新たなる視点で追い求めた最新作
クラシックとエレクトロニカ以降の音響を融合させた独創的世界を生み出すマックス・リヒターの9枚目のスタジオ・アルバム。電子音とフィールド・レコーディングの革新的な探求を伴い、楽観主義と人間の感情というテーマをより深く掘り下げています
(2024/05/30)
『伊福部昭 ラスト インタヴュー(2003.5.14)/藍川由美 編』(DVD+BOOK)~伊福部家提供の豊富な写真・資料、文章も収録
作曲家・伊福部昭(1914-2006)逝去の3年前、彼の初の弟子が撮影した貴重なインタヴュー映像がDVD化!伊福部から四半世紀にわたり指導を受け、彼の音楽の真価を伝えてきた藍川由美が、自身の伊福部作品演奏会シリーズのライヴ映像と作品解説などを収めた書籍とともにDVDブックとしてリリース。書籍には、編者の藍川はもちろん、伊福部研究の権威・片山杜秀、伊福部昭長男の伊福部極、次女の安倍姜子が文章を寄せています
(2024/05/29)
ブルネロ、ディンド、ソッリマも参加!『ホルヘ・ボッソ:ブラザーズ』~アルゼンチンの名チェリスト、ボッソによる自作自演アルバム
アルゼンチンの名チェリスト、ホルヘ・A.ボッソによる自作自演アルバムがイタリアのDa Vinci Classicsから登場。チェロ三重奏と12挺のチェロのための“わが親愛なる兄弟よ”では、マリオ・ブルネロ、エンリコ・ディンド、ジョヴァンニ・ソッリマというイタリアを代表する3人の偉大なチェロの名手達が集結。そのほか、ホルヘ・A.ボッソによる多重録音、そして、シュヴァルツベルクによるバッハの無伴奏パルティータ第2番に混声合唱を融合させた注目作をカップリング
(2024/05/23)
Naxos~2024年6月第2回発売新譜情報(6タイトル)
今回は行進曲「旧友」で知られるカール・タイケの作品を網羅する全3巻のシリーズの第1弾に、ポッペンとケルン室内管弦楽団のモーツァルト:ミサ曲第3集、ギリシャの作曲家ペトリディスのオラトリオ「聖パウロ」と交響曲第1番、ブゾーニのピアノ作品集第12集など、世界初録音を含むCD6タイトルがリリースされます
(2024/05/23)
準・メルクル&ハーグ・レジデンティ管『細川俊夫:管弦楽作品集 第4集』~さくら、トランペット協奏曲「霧のなかで」、ヴァイオリン協奏曲『ゲネシス』(生成)、渦
2021年ゲーテ・メダルを受賞した作曲家、細川俊夫の管弦楽作品第4集!“トランペット協奏曲「霧のなかで」”、“ヴァイオリン協奏曲「ゲネシス」(生成)”の2作の協奏曲作品のほか、世界初録音となる“管弦楽曲「渦」と細川俊夫編曲による“さくら”の管弦楽版を収録
(2024/05/10)
Naxos~2024年6月第1回発売新譜情報(8タイトル)
今回はカステルヌオーヴォ=テデスコの弦楽四重奏曲全集に、ポール・ヒリアー指揮コーロ・カーサ・ダ・ムジカによるポルトガルの作曲家ロペス=グラサの合唱曲集、オルソップ&ウィーン放送響によるマーガレット・ブラウワーの管弦楽作品集、ブロックスハム&ロンドン響によるブルース・ブロートンの作品集、2022年「ヴィルトバートのロッシーニ」音楽祭で上演された悲劇《エルミオーネ》など、世界初録音を含むCD8タイトルがリリースされます
(2024/05/10)
アンナ・ゴウラリ&マーカス・ポシュナー/シュニトケ:ピアノと弦楽合奏のための協奏曲、ヒンデミット:“4つの気質”、“画家マティス”
ECMでソロ・ピアノ・プログラムのアルバムを3枚リリースし、高い評価を得たロシアのピアニスト、アンナ・ゴウラリ。今回発売されるアルバムではルガーノを拠点として活動しているマーカス・ポシュナー指揮するスイス・イタリアーナ管弦楽団と共演した劇的な演奏でこの楽器の可能性を広げています。収録曲はアルフレート・シュニトケの『ピアノと弦楽合奏のための協奏曲』、パウル・ヒンデミットの交響曲『画家マティス』と主題と変奏『4つの気質』
(2019/04/16)
ヨーナス・アホネン/アルト・コスキネン:インドのフーガ
フィンランドの作曲家、ピアニストのアルト・コスキネン(1947-)。北インドの古典音楽をヨーロッパの伝統的な多声音楽に取り込んで発展させ、さらにはアフリカ系アメリカ人の即興性にも強い影響を受けるという独特な作品を発表し続けています。今作は、様々なラーガの要素によるファンタジアなどを収録。演奏はコパチンスカヤとのデュオでもお馴染みヨーナス・アホネン
(2024/05/02)
キャロライン・ショウ&ソー・パーカッション『レクタングルス&サーカムスタンス』CDとLPレコードで発売!
2021年にグラミー賞を受賞したソー・パーカッションの第3作で、キャロライン・ショウが作曲とヴォーカルを務めています。ソー・パーカッション[エリック・チャビーチ、ジョシュ・クイレン、アダム・スリウィンスキー、ジェイソン・トリーティング]はブルックリンの気鋭パーカション・カルテットで、グループ名の「ソー」は、日本語の「演奏」の「奏」から取られており、通常の打楽器以外にセラミックボウル、植木鉢、ハミング、など叩けるものを楽器とみなして画期的な演奏を試みています
(2024/04/26)
「ゴーティエ・カピュソン財団」第3弾!デュオ・シュム/ファジル・サイ、ラフマニノフ、バルトーク、シュニトケ: チェロとピアノのための作品集
デュオ・シュム(シュムはノイズの意味)のデビュー・アルバムは、ファジル・サイのチェロ・ソナタ「4つの街」からはじまり、ウクライナ、ロシア、ルーマニア、エストニアなどの、東と西の交差点ともいえるその音や匂い、色や風景を呼び起こします。 リサ・ストロースは1998年パリ生まれ、パリ国立高等音楽学校を最高位で修士号を取得したチェリスト。アナスタシア・リジコフは、1998年ウクライナからの移民としてトロントで生まれ、カナダの天才少女と言われたピアニスト
(2024/04/26)
山根弥生子『作曲家との思い出 - 山根弥生子 同時代の日本人作品を弾く』(2枚組)
戦後まもなく渡欧し70年余、山根弥生子が今日まで、国内外で機会あるごとに演奏してきた親交のあった日本の作曲家―道を切り拓いた先達たち、ともに歩んだ同世代たち―によるレパートリー。音楽評論家であった父・山根銀二を介して知り得た作曲家と池内友次郎門下の旧友の作品が一堂に会した、山根ならではの選曲となった。〈Disc 2〉では、牧野由多可と宍戸睦郎、両名の協奏曲の世界初演を含む、60~70年代ドイツでの山根の貴重なライヴ音源を収録。(コジマ録音)
(2024/04/19)
ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドン『ケネス・フックス:管弦楽作品集 Vol.2』(SACDハイブリッド)
ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドンの新録音は、グラミー賞受賞の作曲家ケネス・フックスの管弦楽作品集第2弾。今作ではバス・トロンボーン、アルト・サクソフォンをフィーチャーした作品を含む4つの作品が収められています
(2024/04/18)