古楽・バロック
ダントーネ&アッカデミア・ビザンチナ~ヴィヴァルディ:歌劇“タメルラーノ”全曲盤(3枚組)
Naiveレーベルの人気シリーズ「ヴィヴァルディ・エディション」から歌劇“タメルラーノ”の録音が登場。このダントーネ&アッカデミア・ビザンチナの演奏では、残された資料などから再構築を試み、1735年当時の演奏で歌われたことが明らかなアリアを5つ挿入しています。レチタティーヴォはすべてヴィヴァルディが書いたと考えられていますが、ブロスキやポルポラといった他の作曲家のアリアも入ったパスティッチョ・オペラです
(2020/09/15)
モンテヴェルディのマドリガーレ・チクルスに挑む声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」によるマドリガーレ集第7巻『コンチェルト』!(2枚組)
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。『コンチェルト。1声、2声、3声、4声および6声とその他の種類の歌』とタイトルに書かれている「第7巻」は充実の器楽陣が加わり、より一層華やかな世界が広がった全31曲の長大な曲集です。日本語帯・解説・歌詞対訳付
(2020/09/11)
世界初録音!ピアノ独奏編曲版によるJ.S.バッハ(ビンドマン編曲):無伴奏チェロ組曲全曲(2枚組)
“ブランデンブルク協奏曲”を4手ピアノの用に編曲したビンドマンが、今回は“無伴奏チェロ組曲全曲”をピアノ独奏にアレンジした2枚組が登場。この曲集ではチェロが紡ぐ旋律に装飾を加えることをせず、忠実にピアノへと移し替えることで、バッハの旋律と対位法の持つ奥深さを、ベーゼンドルファーの中低音域の豊かな音色で表現しています
(2020/09/09)
ヴァシェギ&オルフェオ管によるエステルハージゆかりの音楽シリーズ第2弾!ヴェルナー:オラトリオ“善き羊飼い”(2枚組)
グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)は1728年から亡くなるまでエステルハージ家の宮廷楽長を務めた作曲家で、ハイドンの前任者。オラトリオ“善き羊飼い”の題材はウィーンの伝統的なもので、当時流行していたイエス・キリストの死、埋葬を描く音楽です。ヴァシェギ&オルフェオ管によるエステルハージゆかりの音楽シリーズ第2弾
(2020/09/09)
シュテファン・テミング&ドロテー・ミールズ~テレマン:ソプラノとリコーダーのための作品集
数年前からコンビを組み活動しているリコーダー奏者シュテファン・テミングとドイツのソプラノ歌手ドロテー・ミールズ。今作はテレマンのソプラノとオブリガート・リコーダーのための魅力的なカンタータ3曲に、器楽作品を組み合わせたプログラム
(2020/09/09)
ウィーン聖シュテファン大聖堂の新オルガン!レイマイアー『ザ・ニュー・オルガン』(CD+BDオーディオ)
1945年の火事で壊れた、西側の中二階にある有名な巨大オルガンが今年その修復を終えて75年ぶりに蘇りました。バロックからポピュラー音楽まで演奏スタイルが異なるだけでなく、個々の作品のテクスチャー、音色、リズムなど微妙な変化を捉えた録音です。BDオーディオでは2チャンネルに加え、5.1サラウンドとDolby Atmosの録音も収められ、臨場感あふれるサウンドをお楽しみいただけます
(2021/01/29)
パヴェル・コレスニコフがJ.S.バッハの“ゴルトベルク変奏曲”を録音!
ロシアの若きピアノの詩人パヴェル・コレスニコフ。ベルギーの世界的ダンス・カンパニー「ローザス」の芸術監督を務めるダンサー&振付師、アンネ・テレーザ・デ・ケースマーカーと“ゴルトベルク変奏曲”でコラボレーションを果たしました。コンテンポラリー・ダンスとの共演から舞曲としての側面を磨き上げたコレスニコフの独創的な“ゴルトベルク変奏曲”をお楽しみください!
(2020/09/03)
フランチェスコ・コルティ~『バッハ家の音楽帳』~オリジナル手稿譜と当時の出版譜から再現する、バッハ一家の音楽の夕べ
名手フランチェスコ・コルティが再現する、バッハ一家の音楽の夕べ。ここで聴かせてくれるのは、「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」「W.F.バッハのためのクラヴィーア小曲集」「メラー手稿譜」「アンドレアス・バッハ写本」など、J.S.バッハが関わった手稿譜に含まれるものを中心に収録した内容です
(2020/09/02)
アンナ・プロハスカ&ラウテン・カンパニー~『救済~コロナ禍のなかのバッハ』
「この困難の時、音楽に人を癒すことが出来るだろうか?」…世界がコロナ禍に見舞われる中、プロハスカとカチュナー&ラウテン・カンパニーは、この困難の時代に人々に癒しと力を与える音楽を共に創り出そうとこのアルバムを制作。収録曲はバッハのカンタータからのアリアを中心に、人々の不安、キリストの自己犠牲などをテーマとし、最後は“苦しみの日々を 主は喜びに変えたもう”と救いが歌われています
(2020/08/31)
須川展也によるサクソフォン版バッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータ!『バッハ・シークェンス』
須川展也が、長い年月をかけて練り上げてきたバッハ無伴奏パルティータに挑む本作。サクソフォンへのアレンジはすべて自らの手で行い、伝統的な装飾音やリズムの処理にこだわった正統的なアプローチから、よりジャズに近いアプローチまで、多彩な表現で見事に演奏。楽章中最高の名作「シャコンヌ」の編曲・演奏も注目されます!
(2020/10/21)
ヌリア・リアルの最新録音はテノールのフアン・サンチョと、ヘンデルの二重唱&アリア集!『ヘンデル~人間の愛、愛の神』
美声で知られる古楽系ソプラノ歌手ヌリア・リアルの新作は主にバロック作品で活躍しているスペインのテノール、フアン・サンチョとの二重唱をメインに、ヘンデルのオペラ、オラトリオ、カンタータからのさまざまな人間の愛を題材としたアリアと二重唱が収録されています
(2020/08/28)
有田正広&曽根麻矢子、初の共演盤!~J.S.バッハ:4つのフルート・ソナタ
有田正広4回目のバッハのソナタ録音はモダン・フルートによる新境地!フルートとチェンバロの右手が対等に掛け合うオブリガート・チェンバロ付きのソナタが選ばれ、録音では初共演となる曽根麻矢子との絶妙なアンサンブルが繰り広げられます。ジャケットに用いられた絵画は佐伯祐三(1898-1928)の「絵具箱」(大阪中之島美術館所蔵)。有田・曽根がこのアルバムに込めた思いと響き合うものを持っています
(2020/08/27)
ベルリン古楽アカデミーがヘンデルの“メサイア”(1742年ダブリン版)を録音!(2枚組)
ベルリン古楽アカデミーがヘンデルの“メサイア”をついに録音。ジュリア・ドイル、ティム・ミード、トマス・ホッブス、ロデリック・ウィリアムズとすべてイギリス出身の豪華ソリスト陣を迎えました。1742年のダブリン初演版を採用しています
(2020/08/27)
グリエルモ&サルデッリがGlossa初登場!ヴィヴァルディ:アンナ・マリアのための失われた協奏曲集
新イタリア合奏団の首席ヴァイオリニストを務めた名手フェデリコ・グリエルモと、サルデッリ率いる古楽オーケストラ「モード・アンティクォ」がGlossa初登場。第1弾はアンナ・マリアのレパートリーから、ヴィヴァルディの失われた協奏曲を復元!3つの“ヴァイオリン協奏曲”と、3つの“ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲”を、サルデッリが再構築し、見事に蘇らせています
(2020/08/27)
180グラム重量盤でLP化!カール・リヒター~J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ
数あるバッハの『クリスマス・オラトリオ』の録音の中でもカール・リヒターの1965年の録音は特別な位置づけがされています。オリジナル音源からのマスタリング。180g重量盤。見開きジャケット仕様。LP3枚組。アーティスト写真。ライナーノーツ(英語・ドイツ語)付き。
(2020/08/26)
ピノックが"振る" J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲!(1938年 コフレル編 室内オケ版)
編曲者のユゼフ・コフレル(1896-1944)は、ウィーンでワインガルトナーらに学び、後にポーランドで十二音技法の先駆的作曲家として活動しましたが、1941年にナチスに捉えられ、1944年にホロコーストの犠牲となったとみられています。この編曲はヘルマン・シェルヘンの遺品の中から1994年になって発見されました。ピノックは、この編曲にコフレルからバッハに対する心からの敬意と愛情を感じたと言います
(2020/08/25)
アントニーニ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ~ハイドン:オラトリオ『天地創造』
ハイドン交響曲全曲録音シリーズ(HAYDN 2032)をAlphaレーベルで進行中のアントニーニが、突如、同シリーズの番外編のようなかたちで、ハイドン晩期の傑作『天地創造』全曲録音を世に問います。ハイドン本来の驚くほどのウィットや、型破りな音使いの妙を表現するのに長けたアントニーニだけに、このリリースは聴き逃せません
(2020/08/25)
鈴木雅明&BCJが2020年3月、ケルンで録音したJ.S.バッハ:ヨハネ受難曲(SACDハイブリッド)
2020年3月、バッハ・コレギウム・ジャパンは創立30周年の一環でヨーロッパ・ツアーを全11公演の日程で予定していましたが、新型コロナウイルスが急激に蔓延したために8公演がキャンセルとなってしまいました。しかしツアー予定最後に数日滞在していたケルンにおいて、ヨハネ受難曲の録音が実現しました。苦難な状況下の中で実現したこの記録は、BCJが世界に発信する2020年最大の注目盤がリリースといえます
(2021/03/10)
男声のみによるア・カペラ・アンサンブル「シャンティクリア」の新録音!『シングズ・クリスマス』
古楽からポップスまで幅広いレパートリーを持つア・カペラ・アンサンブル「シャンティクリア」。このアルバムでは、16から17世紀の伝統的なキャロルとゴスペル、聖歌、ヨーロッパ、北米、中米などのクリスマスのための作品が収録されています
(2020/08/21)