現代音楽
ヴォーカル・アンサンブル「テネブレ」と、サクソフォン奏者クリスチャン・フォーショウの美しい共演!『眠りに落ちる時』
古楽と現代の見事なコラボレーション!ナイジェル・ショート率いるヴォーカル・アンサンブル「テネブレ」の新録音は、サクソフォン奏者クリスチャン・フォーショウとの共演で、ギボンズやヒルデガルト・フォン・ビンゲンなどの古楽の作曲家から、フォーショウ自作を含む現代作曲家の作品まで取り上げています。合唱と溶け合うフォーショウのサクソフォンは深い感動を与えてくれます
(2022/02/10)
ブルーノ・マデルナの初期の知られざる大作“レクイエム”。2009年世界初演ライヴの音源が登場!
ここに収められた若き日のマデルナのレクイエムはまだ12音技法で作曲する以前の曲で、さながらカール・オルフのカルミナ・ブラーナやプロコフィエフのアレクサンドル・ネフスキーばりの合唱の雄叫び、レクイエムとは思えぬほど炸裂する打楽器、そしてその中で時折現われるソプラノの澄み切った祈りの歌など聴きどころ満載です。現代音楽ファンだけでなく、合唱ファンやその他の多くのリスナーに聴いてほしい一枚です。(東武ランドシステム)
(2022/02/04)
ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」の最新作!20世紀の作曲家クラウジオ・サントロ:交響曲第5番&第7番“ブラジリア”
19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。最新作はブラジル音楽史上で最も重要なシンフォニストとされるクラウジオ・サントロの交響曲第5番&第7番“ブラジリア”!
(2022/01/21)
ロベルト・フランカによるクラシックの作曲家としての魅力を解き明かす好企画!チック・コリア:ピアノ作品集
ジャズ界の偉大なるレジェンド、チック・コリア。イタリアのピアニスト、ロベルト・フランカはこのジャズ界の偉大な巨匠へのトリビュートとして、クラシックの作曲家としての魅力を解き明かすアルバムをリリースします。1970年代中期から80年代中期にかけて作曲された“子供の歌”、“ピアノ・ファンタジー”、“ピアノ・ミュージック”の3作品を収録
(2022/01/21)
ディナースタインがパンデミック中にブルックリンの自宅で録音『アンダーソング』~クープラン、シューマン、サティ、グラス
ディナースタインはタイトルについて、「"Undersong"はリフレインのある曲の古語で、私にとっては隠されたテキストを示唆するものでもあります」と語っています。グラスもシューマンもクープランもサティも、常に変化とリサイクルを繰り返すことで耳と心を集中させるかのように、繰り返すことで言いたいことを見つけようとしています。この時期は、多くの人にとって内省と再考の時期であり、これらの音楽は、音符の下にある意味を探し求めるプロセスを語っています
(2022/01/13)
リセウ大劇場委嘱作品!ポンス&リセウ大劇場交響楽団によるスペインの現代作曲家カサブランカス:歌劇“レアの謎”
スペインの現代作曲家ベネト・カサブランカス。この歌劇“レアの謎”はリセウ大劇場の委嘱により、作曲家初のオペラとしてスペインの高名な作家ラファエル・アルグジョルとのコラボレーションから生まれた作品です。題名役は近現代のオペラ作品を得意とするメゾ・ソプラノ、アリソン・クック。日本語字幕付き
(2022/01/12)
アルトシュテット、スロボデニューク&ロッテルダム・フィルによるサロネン:チェロ協奏曲
サロネンの母国フィンランド初演でソリストを務めたニコラ・アルトシュテットによるサロネンの“チェロ協奏曲”の新録音が登場!今作ではスロボデニューク&ロッテルダム・フィルとの共演です。カップリングにはフィンランドのヴァイオリニスト、ペッカ・クーシストとのラヴェルの“ヴァイオリンとチェロのためのソナタ”を収録
(2022/01/24)
一部世界初録音!ボレイコ&ワルシャワ・フィルによる『ポーランドの指揮者=作曲家の伝統』~クレツキ、マクラキェヴィチ、スクロヴァチェフスキ作品集(2枚組)
先のショパン・コンクール最終ラウンドで颯爽とした指揮姿を披露したアンドイ・ボレイコ。2019/20のシーズンよりワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。この2枚組のアルバムではワルシャワ・フィルと縁のある指揮者=作曲家たちの作品を取り上げ、偉大な伝統へのオマージュとしています。クレツキ、マクラキェヴィチ、スクロヴァチェフスキに、グジェゴシュ・フィテルベルクの編曲作品を収録
(2022/01/06)
Naxos~2022年2月第1回発売新譜情報(5タイトル)
今回は指揮者レナート・スラットキンが振る自作と息子の作品、そして父母など家族にまつわる演奏を集めた『スラットキン・コンダクツ・スラットキン』に、コルンゴルトのウィーン時代の2作の劇音楽集、ジモン・マイールの歌劇“アルフレード大王”、アクィナス・ピアノ三重奏団によるハイドンの“ピアノ三重奏曲集 第5集”、MARCOPOLOレーベルからの移行盤『ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第5集』の、世界初録音も含むCD5タイトルがリリースされます
(2022/01/06)
タナ弦楽四重奏団によるフィリップ・グラスの新作弦楽四重奏!弦楽四重奏曲第9番“リア王”&第8番
今回のアルバムでは、フィリップ・グラスが2019年にブロードウェイのために書いた「リア王」の音楽を元に再構成した、弦楽四重奏曲第9番を世界初録音しています。またシューベルトの影響も受けたという弦楽四重奏曲第8番も収録
(2022/01/05)
ポガ&ラトヴィア国立響~ラトヴィアの作曲家ターリヴァルディス・ケニンシュ:交響曲第5番&第8番“シンフォニア・コンチェルタータ”
1919年にラトヴィアで生まれた作曲家ターリヴァルディス・ケニンシュ。パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。このアルバムにはどちらもロンドンで初演された第5番と第8番の交響曲を収録。交響曲第5番にはケニンシュの故郷の伝統的な旋律が織り込まれています。またケニンシュ最後の交響曲となった、1986年に初演された第8番はプーランクの「オルガン協奏曲」を思わせるオルガンを伴う交響曲です
(2021/12/29)
ペーテル・ヤブロンスキーの新録音はポーランドの女性作曲家グラジナ・バツェヴィチのピアノ作品集!
ペーテル・ヤブロンスキー、ONDINEへの3枚目の録音はポーランドの女性作曲家グラジナ・バツェヴィチのピアノ作品集。このアルバムでヤブロンスキーが披露するのは、ピアノ・ソナタ第1番と第2番、まばゆいばかりの技巧が堪能できる“10の演奏会用練習曲”と“2つの練習曲”そしてポーランド民謡の素材を効果的に用いた“演奏会用クラコヴィアク”の5作品
(2021/12/24)
ピアニストとしてのミハイル・プレトニョフ新録音収録!ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、シチェドリン:カルメン組曲(2枚組)
指揮者としても活躍するピアニスト、ミハイル・プレトニョフ。今作で、ピアニストとしての2021年3月最新録音”ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番”が登場!カップリングにタカーチ=ナジ&ジュネーヴ室内管による、プレトニョフとも親交のあるシチェドリンがビゼーの「カルメン」を愛妻プリセツカヤのためにバレエ音楽化した“カルメン組曲”を新録音
(2021/12/24)
現代音楽の名手アルフォンソ・ゴメスによる、モートン・フェルドマン:後期ピアノ作品集が登場!(3枚組)
瞑想的な音色と無数の反復、美しい静けさの中で繰り広げられるモートン・フェルドマンの後期ピアノ作品集。弾くのは国内外で数々の賞を受賞している現代音楽のスペシャリスト、アルフォンソ・ゴメス!静謐さと長大さが特徴の1980年代に書かれた3作品をCD3枚に収録
(2021/12/24)
極上のエスプリと深く繊細な美~安達真理(ヴィオラ)安田芙充央(作曲・ピアノ)『My Dear』
卓越したヴィオラ奏者、安達真理が自らの音楽性・技巧・音色の粋をフルに生かした意欲作。作曲、ピアノを担当した安田芙充央はヨーロッパで活躍。ドイツのウインター&ウインターと契約を結び、安易な前衛に安住することのない姿勢と楽曲が世界的に高い評価を受けている。幻惑的なロマンを感じさせるタイトル曲「マイ ディア」、遠い静かな海を連想させる「ソング・オブ・ネンナ」、緊張感を孕んだ無常観がにじむ「ここに無いもの」など珠玉の14曲
(2021/12/23)
ウェルザー=メスト&クリーヴランド管~プロコフィエフ:交響曲第2番&ブロンフマンとのシュニトケ(SACDハイブリッド)
クリーヴランド管弦楽団自主レーベル第3弾は、コロナ前(プロコフィエフは2020年1月録音)とコロナ後(シュニトケは2020年10月録音)に行われた音楽活動の記録。プロコフィエフではサイレンが鳴り響くような管楽器による第1楽章冒頭から、オーケストラのうまさが炸裂。緻密なアンサンブルで隙の無い展開。シュニトケのピアノ協奏曲はコロナの厳戒態勢の中、デジタルコンサートのライヴ・シリーズの先駆けとして行われた録音。オケにとって初レパートリーとなります
(2021/12/22)
結成60周年!ストラスブール・パーカッション・グループ~クセナキス:プレイアデス、ペルセファサ(CD+BOOK)
1962年の結成から第一線で活躍し、2022年に60周年を迎えるストラスブール・パーカッション・グループ。記念となるアルバムは、クセナキスが6人の打楽器奏者のために書き、同グループが初演した名作2曲“プレイアデス”、“ペルセファサ”。約70ページに及ぶブックレット(仏語・英語/白黒)には解説のほか、初演時や再演時の歴代メンバーや作曲者の貴重な写真が満載です
(2021/12/21)
バイエルン国立歌劇場自主レーベルの映像第2弾!アブラハムセン: 歌劇《雪の女王》~英語版台本初演の映像
デンマーク出身の現代作曲家ハンス・アブラハムセンが手がけた最初のオペラ《雪の女王》。2019年10月に世界初演(デンマーク語版)され、その2ヶ月後の12月にコルネリウス・マイスター指揮により英語版がバイエルン国立歌劇場で上演されました。主役ゲルダをバーバラ・ハンニガンが知性と情感のバランスを見事にコントロールしながら歌い上げ大好評を博しました。日本語字幕付き
(2021/12/15)
フランチェスコ・トリスターノの新録音はルネッサンスの楽曲と自作曲を組み合わせたスタジオ・アルバム!『オン・アーリー・ミュージック』
ジャンルを横断するフランチェスコ・トリスターノの新録音は、初心に戻り、フレスコバルディ、ギボンズ、ブルなど、ルネッサンスや初期バロックの作品と、自身のバロック風ピアノ曲を収録したスタジオアルバムです。オリジナルそのまま演奏しているトラックもあれば、ルネサンスのオリジナルをベースにトリスターノが即興を加えたトラックもあり、クラシックとネオ・クラシックが魅力的にミックスされたものになっています
(2021/12/10)
パーヴォ・ヤルヴィ&NHK交響楽団/メシアン:トゥーランガリラ交響曲(SACDハイブリッド)
N響2018/19年シーズン最大の話題となった公演ライヴで、パーヴォとN響の凄さを最大限に発揮できる作品=高度な機能性、柔軟性、そして精緻な演奏スタイルにピッタリの作品。ソリストのロジェ・ムラロ(ピアノ)とシンシア・ミラー(オンド・マルトノ)もパーヴォが篤い信頼を置く二人。特にムラロはメシアン夫妻に薫陶を受けた名手で、作曲者直伝の解釈が作品の核心に迫ります。作品の日本初演を担ったN響初の同曲録音です
(2021/12/10)