現代音楽
アタッカ四重奏団の新録音はルネッサンスとミニマリストをつなげる独自のコンセプト・アルバム『オヴ・オール・ジョイズ』
『キャロライン・ショウ:オレンジ』で2020年グラミー賞(最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞)受賞したアタッカ四重奏団。今回は「シンプルであることの強さ」をテーマに、明瞭な流れとシンプルな和声・リズム・構造を持ち、精神の美しさが体現された作品をセレクト。アルヴォ・ペルトやフィリップ・グラスなどのミニマル作品と、ジョン・ダウランド、ギボンズ、アレグリなどのルネッサンス作曲家の作品が収録されています
(2021/10/01)
リントゥ&フィンランド放送響~ラルヒャー:交響曲第2番“慰霊碑”、連作歌曲“失われた夜”
リントゥ&フィンランド放送響がオーストリアの作曲家トーマス・ラルヒャー(1963-)の2作品を録音!“交響曲第2番《慰霊碑》”はオーストリア国立銀行の設立200年記念の委嘱作で、今回が初録音となります。さらにバリトンのアンドレ・シュエンを迎えて連作歌曲“失われた夜”を収録
(2021/10/01)
東誠三、藤原亜美~日本フォーレ協会創立30周年記念『ガブリエル・フォーレ讃 8つのピアノ小品~日本フォーレ協会の8人の作曲家による』
日本フォーレ協会が創立30周年記念した演奏会「第32回 日本フォーレ協会演奏会 創立30周年記念演奏会II~フォーレを讃えて~」(演奏会は2020年の予定でしたが、コロナ禍のため2021年6月21日、東京文化会館で行われました)から8人の新作委嘱(川島余里、大江千佳子、服部隆之、市川景之、ローラン・テシュネ、藤井一興、野平多美、野平一郎)を収録。(キングインターナショナル)
(2021/09/30)
クルティヒ&グラーツ・フィル、2021年グラーツ歌劇場での録音!ヴァインベルク:歌劇“パサジェルカ - 女旅行者”(2枚組)
ソビエト時代に上演されることはなく、ヴァインベルクの死後、10年を経てモスクワにて演奏会形式での上演が実現し、2010年にようやくブレゲンツ音楽祭で世界初の舞台上演が行われた歌劇“パサジェルカ - 女旅行者”。この演奏は2021年にグラーツ歌劇場での上演を収録したもの。ふとしたきっかけから狂気へと至るリーザを歌うカイザーの表現力豊かな歌唱にも注目です
(2021/09/29)
ピアソン&マンハイム国立劇場管、2020年ライヴ!ハンス・トマッラ:歌劇“暗い春”~ヴェーテキントの問題作「春のめざめ」がオペラ化!(2枚組)
ドイツの文豪フランク・ヴェーテキントの問題作「春のめざめ」をオペラ化した“暗い森”が、2020年マンハイム国立歌劇場で上演されました。ハンス・トマッラが作曲、2011年の歌劇“未知なるもの”で用いた手法と同じく、切れ切れのオーケストラの咆哮を縫って、ロックのリズムや歌手たちの悲鳴、なんども繰り返す言葉をコラージュし、混沌のストーリーを描き出していきます
(2021/09/29)
サバティエ、アラルコン&ディジョン・ブルゴーニュ管によるピアソラ:バンドネオン協奏曲“アコンカグア”&二重協奏曲“リェージュに捧ぐ”、他
アルゼンチン出身のチェンバロ奏者・指揮者アラルコンがモダン・オケを振ったピアソラが登場。フランス出身のバンドネオン奏者ウィリアム・サバティエを迎え、バンドネオン協奏曲“アコンカグア”を録音。ソリストとオケが一体となった凄まじい熱量の演奏を繰り広げています。さらにギターとバンドネオンのための二重協奏曲をギターの代わりにピアノを用いた編曲版など収録
(2021/09/28)
『マリス・ヤンソンス・エディション』~12枚の初CD化を含む豪華70枚組BOXの登場!抽選プレゼント施策あり!
このBOXセットは、BR-KLASSIKに遺された録音・録画からヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の業績を集大成したもので、LPサイズの豪華ボックスにはCD,DVD合わせて70枚もの録音・録画が収められており、マーラーの交響曲4曲やモーツァルトのレクイエムなど12曲が初CD化。オールカラー全72ページの大判ブックレットにはヤンソンスの幼少期を含む貴重な写真が多数掲載されています。抽選プレゼント施策が追加されました(2021/10/06)
(2021/10/14)
CPO レーベル~2021年10月発売新譜情報(6タイトル)
今回は既発売のダーヴィッド・ポルセラインとオランダ交響楽団(初出当時)によるヘンドリク・アンドリーセンの4枚のアルバムをまとめた交響的作品集全集に、オルフェオ管楽アンサンブルによるテレマンの『管楽のための序曲集第2集』、カール・シュターミッツの4つの交響曲集、カールマンの喜歌劇“伯爵夫人マリツァ”などCD6タイトルがリリースされます
(2021/09/22)
新倉瞳/11月の夜想曲~デビュー15周年記念アルバム 新倉瞳委嘱作品集(SACDハイブリッド)
ファジル・サイ、藤倉大、挾間美帆、佐藤芳明、和田 薫の5人の気鋭の作曲家に新倉自身が作品を委嘱、全曲世界初演という記念碑的アルバムです。フルオーケストラによるサイの壮大な作品に始まり、塚越のマリンバ、佐藤のアコーディオン、そして林の大太鼓とチェロのデュオといったレコーディングの限界に挑んだともいえる、心震える渾身のアルバムです。(アールアンフィニ)
(2021/09/15)
三木容子による『20世紀のピアノ音楽』~ベルク、シェーンベルク、ウェーベルン、ケージ、一柳慧、フェルドマン
現代ピアノ作品を中心とした意欲的な演奏活動を行うピアニスト三木容子。今回のアルバムは、イタリア・ウンブリアと日本でセッション録音を行い、20世紀を代表する6人の作曲家によるピアノ名作を収録いたしました。名ヴァイオリニスト高木和弘を共演者に迎えたフェルドマン作品での完成度の高いデュオ演奏も必聴です
(2021/09/15)
亀井庸州&竹本聖子、榑谷静香~川上統:組曲「甲殻」[第一集、第二集、第三集]
1979年生まれの作曲家・川上統の作品は200曲以上にのぼり、曲名は生物の名が多い。組曲「甲殻」は、作曲家自身の思い入れのとくに深い甲殻類やそれに近い節足動物の名をテーマに作られたピアノ・トリオのための作品で、15作品をここに一挙収録。(コジマ録音)
(2021/09/15)
Naxos~2021年10月第2回発売新譜情報(6タイトル)
今回はエッカレ・ピアノ・デュオによるシューマンのピアノ連弾のための編曲集第6集に、ヴォルフ=フェラーリの序曲と間奏曲全集、ルイ・ヴィエルヌの珍しいピアノ作品集、アメリカの作曲家アーサー・ファーウェルの作品集など世界初録音も含むCD6タイトルがリリースされます
(2021/09/14)
バッハの協奏曲を再構築!クリスチャン・スヴァルヴァール~『インフィニット・バッハ ~バッハ・リコンポーズド・バイ・ユーハン・ウッレン』
スウェーデンの現代作曲家、ユーハン・ウッレンがJ.S.バッハの協奏曲を再構築!マックス・リヒターの名曲『25%のヴィヴァルディ Recomposed By マックス・リヒター』のような雰囲気を持ち、ソリストとオーケストラによる計算され尽くされたサウンドが、新たな発見と魅力を引き出しています
(2021/09/14)
パーカー弦楽四重奏団による新録音!カシュカシャンも参加!クルターグ: 6つの楽興の時&オフィチウム・ブレーヴェ、ドヴォルザーク: 弦楽五重奏曲第3番
アメリカのパーカー弦楽四重奏団がジェルジ・クルターグの“6つの楽興の時”と、“アンドレーエ・セルヴァンスキを追悼する小聖務日課(オフィチウム・ブレーヴェ)”と、ヴィオラ奏者のキム・カシュカシャンが参加したドヴォルザークの“弦楽五重奏曲第3番”を録音
(2021/09/10)
アンサンブル・アンテルコンタンポランによるマティアス・ピンチャー作品集『ネメトン』(2枚組)
アンサンブル・アンテルコンタンポランによる、「サントリーホール サマーフェスティバル 2021」のテーマ作曲家として話題となったマティアス・ピンチャーの作品集が登場。そこで初演された“音蝕”を含むAlphaレーベルからの作品集第2弾。ピンチャーの様々な作風を楽しむことのできるアルバムです
(2021/09/09)
スロボデニューク&ラハティ響による民族叙事詩集『カレヴァラ』からの作品集~マデトヤ、クラミ、シベリウス、ピュルッカネン(SACDハイブリッド)
医者で文献学者のエリアス・リョンロートが収集、編纂した民族叙事詩集『カレヴァラ』。スロボデニューク率いるラハティ交響楽団によるこのアルバムでは、『カレヴァラ』に関連する1897年から1943年の間に作曲された管弦楽作品を収録した注目作。マデトヤの“交響詩《クッレルヴォ》”、クラミの“カレヴァラ組曲”、シベリウスの1897年版“トゥオネラのレンミンカイネン”、ピュルッカネンの“クッレルヴォの出征”の4曲を収録
(2021/09/09)
藤岡幸夫&オーケストラ・トリプティーク~冨田勲の映像音楽を特集したライヴCD「冨田勲メモリアルコンサート」
「冨田勲 映像音楽の世界 Sounds of TOMITA」として2018年9月17日に東京国際フォーラムで行われた伝説のメモリアルコンサートがついにCD化! 小林淳(評論家)による約1万字の書き下ろし解説と、コンサートパンフレット掲載のメッセージを収録。上埜嘉雄による高精細録音を、磯部英彬による迫力のサウンドバランスで再現した感動の録音!宇川直宏が冨田勲メモリアルコンサート用に作ったアートワークをCDジャケットとして特別に使用した愛蔵盤
(2021/09/03)
生誕100周年記念!アンドリュー・ペニー指揮によるマルコム・アーノルド:交響曲全集&舞曲集(6枚組)
20世紀イギリスを代表する作曲家の一人マルコム・アーノルド(1921-2006)は、2021年、生誕100周年を迎えました。Naxosからアンドリュー・ペニー指揮による番号付きの交響曲をまとめた全集が登場。当時の録音セッションにはアーノルドの立会いの元に行われました。交響曲第9番のディスクには、アーノルドとペニーとの対話が収録されています(英語)
(2021/09/03)
ポーランドのピアニスト、アダム・コシミェヤによるグルダとベートーヴェンのピアノ作品集!『トリビュート・トゥ・グルダ』
伝説的なオーストリアのピアニストで作曲家のフリードリヒ・グルダの作品と、ベートーヴェンの“ピアノ・ソナタ第32番”を組み合わせた、若きポーランドのピアニスト、アダム・コシミェヤによるアルバムです。グルダ作曲の名曲“アリア”に“プレリュードとフーガ”など収録
(2021/09/03)