トーマス・アデス&ブリテン・シンフォニア/ベートーヴェン:交響曲全集&バリー<限定盤>
作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971-)がブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲全集。アイルランド国立交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスなどを務めたアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品をカップリング。2枚ずつリリースされていた全3巻がセットになった6枚組。小室敬幸氏書き下ろしの日本語解説を封入
(2022/09/21)
フルトヴェングラー&VPO/ベートーヴェン:交響曲第7番&第8番(1954)(SACDハイブリッド)<限定盤>
ベートーヴェンの「第7」「第8」をふった1954年ザルツブルク音楽祭での記録。フルトヴェングラーがウィーン・フィルを指揮した最後の演奏会記録です。演奏は最晩年のフルトヴェングラーの特長が出たもので、遅いテンポと重いリズム。かつての劇的なテンポは控えられ、美しい造形を生み出しております。ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)の非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリング
(2022/09/21)
フルトヴェングラー&VPO/ベートーヴェン:交響曲第9番(1951)(SACDハイブリッド)<限定盤>
あのバイロイトの「第九」の半年前、1951年1月7日、ウィーン・フィルとの「第九」です。第3楽章でのウィーン・フィルの弦の優美をつくした歌いぶりや、「バイロイト盤」にも共通する第4楽章の劇的な運び、低弦の迫力、コーダでのソリストやコーラスの完璧なアンサンブルに特長的な良さがあります。ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)。もともと非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリング
(2022/09/21)
コーガン+マッケラス&SKB/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 1962年モノラル・ライヴ(UHQCD)
シルヴェストリとのスタジオ録音の三年後のライヴ。音質が驚くほど良いことにも驚かされます。深々と降る雪のような冒頭のティンパニが美しく、そしてコーガンの飛翔は天空を翔けるかのようです。マッケラスの伴奏も晩年とは異なりオーソドックスでソリストに対してたいへん親切な演奏を繰り広げています。英日のライナーノート付です。(ミューズ貿易)
(2022/09/14)
アンヌ・ケフェレック/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30~32番
「フランス・ピアノ界の女王」と呼んでもさしつかえないほどの人気と存在感を示すケフェレック。ベートーヴェンのソナタ・アルバムは、これまで「月光」などはありましたが、今回は後期3大ソナタ。ブックレットにはケフェレック自身がこの3作について記しています。これがエッセイと思いきや哲学的修辞に満ちた大作で、さすが文学者の家系の出自と感心させられる才女ぶりを示しています
(2022/09/08)
フルトヴェングラー&BPO/ベートーヴェン第9(42年3月ライヴ)音質刷新!2トラ38オープンリール復刻
言わずと知れたメロディア/ユニコーン系列音源によるベートーヴェンの第9です。同一演奏はGS-2146(2016年3月/廃盤)でも復刻しましたが、今回は新たに2トラック、38センチのオープンリール・テープを取り寄せ、それを録音スタジオに持ち込んで全行程をプロ用機器でマスタリングしました。近年では演奏ノイズ、会場ノイズを除去する傾向が強いですが、当CDではそのような操作は行わず、原音の響きを尊重しています。(平林 直哉)
(2022/08/08)
辻井伸行&アシュケナージ/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 シドニーオペラハウス・ライヴ!
辻井が敬愛する巨匠アシュケナージとシドニーのオペラハウスで共演したコンサートのライヴ・レコーディング。ピアニストとしても指揮者としても完全にこの曲を手中に収めているアシュケナージによる万全のサポートの下、辻井の美しい音色と自信にあふれた演奏がシドニー・オペラハウスを包み込みます。感極まった会場の空気をもリアルに収録。シドニーの聴衆の心を打った演奏を余すところなく収めた録音です。2016年10月20日-22日、ライヴ録音
(2022/07/12)
メジューエワ『京都リサイタル 2019 & 2021』~ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集(2枚組)
メジューエワによる京都公演シリーズ。2019 年の「日本ロマン・ロラン友の会 70 周年記念コンサート」 と、コロナ禍による休止を挟んだ 2021 年のリサイタルから、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 7曲を収録。いずれも過去に録音のあるレパートリーですが、ライヴならではの緊迫感と高揚感は最大の魅力。1925 年製のヴィンテージ・スタインウェイ(CD135)の輝かしいサウンドも「圧巻」の一言。初録音となるバガテル 2 曲が収録されているのも嬉しいところです
(2022/07/04)
カラヤンの50年代ベートーヴェン・ライヴ!ニューヨーク・フィルとの交響曲第1番、トリノ・イタリア放送響との“田園”
第1番がニューヨーク・フィルとの1958年11月22日ライヴ、第6番“田園”がトリノ・イタリア放送響との1954年2月12日ライヴ(ともにモノラル)。旧EMIでのフィルハーモニアとのベートーヴェン/交響曲全集録音と同時期のライヴ録音です。カラヤンがどのオーケストラからでも常に最高のサウンドを引き出していたことが分かる貴重な音源です。IDIS最新リマスターでの発売
(2022/06/27)
ジョルジュ・ジョルジェスクの名盤!ベートーヴェン:交響曲全集がUHQCD化で復活!(ステレオ・スタジオ録音)
1961年から1962年のスタジオ録音。当時ルーマニアはソ連の庇護のもとにありましたが、本国ソ連でも全てがステレオ録音に移行していなかったこの時期に、高水準のステレオ録音でベートーヴェン全集が遺されていたことは驚嘆と喜びを隠せません。(略)2012年に弊社がマスターテープから初の正規CD化し大変な反響を呼びました。長らく品切れでしたので、この度マスターに立ち返り新たにマスタリングしなおし、UHQCDで洗い上げた音質で復活します(東武商事)
(2022/06/13)
フルトヴェングラー“ルツェルンの第9”最新リマスターで再登場!2トラ38オープンリール・テープ復刻
あまりにも有名な“ルツェルンの第9”、当シリーズでも一度CD化(GS-2157/2016年11月発売【廃盤】)しましたが、ほどなく完売してしまいました。再プレスも検討しましたが、今回も思い残すことがないように全行程をプロ用の機器を使用してリマスタリングを施しました。結果、従来盤よりも前後、左右、上下の空間的な広がりが増しただけでなく、神々しいまでの透明感も獲得出来ました。(略)また、音だけではなく、解説書も大幅改訂をしました。(平林 直哉)
(2022/05/31)
ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管~ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)
元々2020年4月にベートーヴェンの生誕250周年記念として企画されたベートーヴェンの交響曲全集です。ヨーロッパ室内管弦楽団とは2014年のシューマン、2017年のメンデルスゾーンのそれぞれの交響曲全集に続き3度目の共演となります。CD5枚組。この全集の演奏は新たなmusical textによるもので、特に第9番ではベートーヴェンのオリジナル譜と最近再発見されたコントラファゴットのパート譜が初めて使用されています
(2022/06/10)
ホーネック&ピッツバーグ響/ベートーヴェン:交響曲第6番“田園”&スタッキー(1949-2016)“沈黙の春”(SACDハイブリッド)
「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ第13弾は、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」とカップリングには2016年に亡くなったアメリカの作曲家スティーヴン・スタッキーの「沈黙の春」(ピッツバーグ交響楽団の委嘱作品)が収録されています。自然破壊に警告を発した先駆書として全世界に大きな影響を与えた、ピッツバーグ出身の作家レイチェル・カーソンの代表作『沈黙の春』の出版50年を記念し、マンフレート・ホーネック指揮で2012年2月12日に初演されました
(2022/06/09)
ユロフスキ&バイエルン国立管の初録音!ベートーヴェン:交響曲第2番&レット・ディーン:“テスタメント”
2021年にスタートしたバイエルン国立歌劇場の自主レーベルBSOrecの第2弾CD。2021/22シーズンから音楽総監督兼首席指揮者に就任したウラディーミル・ユロフスキとの初録音という点でも注目です。ブレット・ディーンのテスタメント(管弦楽版)は、ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタットの遺書」の内容、筆跡や筆圧などに刺激を受けた作品。随所にベートーヴェン作品が引用されます。「ハイリゲンシュタットの遺書」と同時期に描かれた交響曲第2番とのカップリング
(2022/06/09)
阪哲朗 (常任指揮者) ×山形交響楽団 2020年&2021年ライブ!ベートーヴェン交響曲選集(DVD)
山形交響楽団と、常任指揮者、阪哲朗によるベートーヴェン:交響曲第6番“田園”&第7番の2020年&2021年ライブの映像が登場。コロナ禍での活動休止から復活した2020年6月21日の無観客ライブで演奏・配信した“第6番「田園」”に、2021年1月定期での“交響曲第7番”を収録
(2022/06/08)
クナッパーツブッシュ&ミュンヘン・フィルのベートーヴェン”英雄”最上の音質で復刻!2トラ38オープンリール復刻!!
近年ではさまざまなレーベルからCD化されていますが、今回入手した2トラック、38センチのオープンリール・テープは恐らくこれまででは最も鮮明な音質で、感動もひとしおです。また、インターバルも終演後の拍手も収められていますが、過去に拍手入りで発売されたものは珍しいと思います(ミュンヘン・フィルのボックス・セットは未確認)。(平林直哉)
(2022/05/25)
ディールティエンス&シュタイアー/ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4&5番、バガテル集
ハルモニアムンディで進行中の、ベートーヴェン・イヤー・シリーズ。シュタイアーと、ディールティエンスによる、チェロ・ソナタおよびバガテル(シュタイアー独奏)という注目新譜の登場!作品102のチェロ・ソナタはベートーヴェンが後期作風を模索していた時期で、従来のソナタという枠組みを破るような、幻想的で瞑想的な色合いが強いもの。ディールティエンスとシュタイアーは、ファンタジーに満ちたアンサンブルを展開しています
(2022/05/17)
フランスの至宝ジェラール・プーレがエインデンと奏でる極上のベートーヴェン!ヴァイオリン・ソナタ第3、5、7番
日本でも活躍する巨匠が長きに渡り共演を続けているジャン=クロード・ファンデン・エイデンと2019年5月に収録したベートーヴェン。80歳を過ぎた現在も非常に安定した技術と軽やかで明るい音色を奏でるプーレ。しなやかなボウイングと香り高い音色で唯一無二の演奏を展開し、20世紀の名演奏家達から受け継いだ、誰も真似することのできない豊かな音楽を聴かせてくれます
(2022/05/17)
カラヤン&ベルリン・フィルによる60年代のベートーヴェン: 交響曲全集 [5CD+Blu-ray Audio]
カラヤン没後25周年 に新規リマスター音源+ブルーレイ・ディスクで限定盤(479-3442)として発売されたCD+BDセットが、キャップボックス仕様の通常盤として蘇りました。1961&62年、ベルリン、イエス・キリスト教会で収録されたステレオ録音リマスター盤。ブルーレイ・オーディオには2003年のSACDによる交響曲全集発売時にも特典版として封入された交響曲第9番のリハーサル音源も収録!
(2022/05/02)
マタチッチ唯一のベートーヴェン:交響曲全集(1962年ミラノ・ライヴ)が初SACDシングルレイヤー化!
ベートーヴェンを得意としたマタチッチですが生涯2度しかベートーヴェン・ツィクルスを行わず、正規に収録されたのはこの62年ミラノのみ。通常CDでリリースされベストセラーを記録した全集録音が、このたびSACDで登場しました。2枚のディスクにたっぷり全9曲を収録しています。ブックレットもイタリアのマタチッチ研究の第一人者トンマーソ・マネーラ氏によるマタチッチの生涯と当録音についての興味深い考察など充実の内容
(2022/04/15)